ジャズのリック、アドリブ法

ジャズギター講座 > ジャズギターのアドリブ手法(コードトーン→アプローチ→リック)

ジャズのアドリブは「センス」ではなく、順番どおりに積めば身につく技術です。このページは当教室のアドリブ手法の入口。全体の順序(下の①〜④)と、今日から弾けるTAB譜つきの実際のリック6本をまとめています。

30秒でわかる結論 — アドリブ手法の全体像

アドリブは ①コードトーン → ②アプローチノート → ③リック → ④発展 の順で身につけるのが最短です。

  1. コードトーン——鳴っているコードの音を確実に追いかける。すべての土台。 → コードトーンのマスター|1357の展開・接続・デジタルパターン
  2. アプローチノート——コードトーンに半音・スケールで近づき、「ジャズの匂い」を出す。
  3. リック——実際のフレーズを覚えて語彙にする。このページの下の棚から、今日始められます。
  4. 発展——ディミニッシュ変換・代理アルペジオ・スケール適用からソロの構築へ。

引き算:スケールを全部覚えてからアドリブ——はやらなくて大丈夫。コードの音を追い、リックで語彙を増やす。このページの並びはその順番どおりです。

「リックは数を増やすより、まず1つを“考えなくても出る”まで手に馴染ませるのが一番の近道です」—— 大倉(講師歴20年)

アドリブ手法の教則ページ

上の①〜④の順序に沿った、1テーマ1ページの教則です。

アプローチノート入門|コードトーンへ「どう向かうか」

コードトーンへ半音上下から近づく、ジャズらしさの核になる考え方。

ディミニッシュ変換(dim変換)|7thの3度から弾く・必ず解決する

ドミナント7thをディミニッシュに読み替えて使う定番手法。

リディアン7thの使い方|解決しない7thコードと「半音が重なる4音」

Ⅳ7や裏コードで活きる、ドミナント系サウンドの広げ方。

バップスケール(準備中)

コードトーンが拍の表に乗るように半音を足す、ビバップの知恵。

三度代理(代理和音アルペジオ)|3度上のアルペジオを差す

コードの上に別のアルペジオを重ねて、響きを拡張する手法。

ソロの組み立て方|起承転結で作るアドリブソロの設計図

シングルラインからコードソロまで、1コーラスの組み立て方。

教室では、これらを実際の曲の中で今日から学べます。体験レッスンはこちら

実際のリック——今日から弾ける6本

手法③「リック」の実物です。すべてTAB譜つき(印刷用PDFもあります)、一部は演奏動画つき。まずは自分がよく出会うコードのものを1本だけ選んでください。

メジャーで使う

ジョー・パスのトニックメジャー・リック

教則ビデオ採譜の7フレーズ。CM7で覚えれば Em7・Am7 にもそのまま使い回せる「最初の語彙」。

マイナーで使う

マイナーリック1

Dマイナースケールの最初の5音を上がって戻るだけの覚えやすい形。5ポジションの運指譜面つき。

ドミナント7thで使う

ドミナントリック1

核は「3度→♭9」の跳躍——パーカー以来の王道。講師演奏の動画つきで、最初の1本に最適。

ドミナントリック2(オルタード)

ルートの音から始まる覚えやすいオルタード2フレーズ。緊張→解決の作り方が身につく。

コンディミを使ったドミナントリック

1本の形を3フレットずらすだけで D7・F7・A♭7・B7 に使い回せる。演奏動画つき。

現代系

ジョナサン・クライスバーグのイントロ/エンディング

曲の頭と締めをメジャーセブンスの美しい響きで決める、現代系ギタリストらしいパターン。

教則ページの中にも、そのまま弾ける譜例があります → ディミニッシュ変換(dim変換)|7thの3度から弾く・必ず解決する(D7→Gm7のフレーズ7本)/アプローチノート入門|コードトーンへ「どう向かうか」(譜例4本)

ソロではなく伴奏(4つ切り)を学びたい方はこちら → ジャズギター四つ切時のコードフォーム

大倉ギター教室・体験レッスン

アドリブは“センス”ではなく、順番で身につきます

コードトーンから始めるのか、リックから入るのか——いま始めるべき場所は人によって違います。あなたの演奏をひと通り聴かせてもらえれば、始める場所はだいたい分かります。手ぶらでOKです。

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大阪市西区南堀江/桜川駅・西大橋駅から徒歩5分(四ツ橋・JR難波も10分圏)