エレキギターコース

コース概要

「ギターは一応弾けるけど、独学では全然うまくならない・・・」という方向けのコースです。
ギターは、曲をコピーするだけなら、独学でもある程度弾けるようになります。
しかし、自分でフレーズを作ったり、ジャムセッションでアドリブができるようになるには、
つまり、「曲が上手くなる」ではなく「ギターが上手くなる」ためには、
・理論を根本的に理解して、実践(コードバッキングやフレージング等)で使えるようになること
・カッティングやピッキングなどの基本的なテクニックやリズム感を磨くこと

が必須です。そのためには、やはりプロに習う必要があると考えています。

当コースの特長は以下のとおりです。
〇「理論のための理論は意味がない」というコンセプトのもと、ギタリスト目線で理論を教えます。
例えば、ギタリストが得意なペンタトニックスケールについて、ただ音を教えるだけではなく、より実践的でフレーズが作りやすい把握の仕方を教えます。

〇右手の使い方(カッティング、ピッキング)、左手の運指など、基礎を重視し、丁寧に教えます。

〇ギタリストが疎かにしがちな「リズム感」をしっかり鍛えます。いくら指が速く動いてもリズムが悪いと全て台無しです。家で練習するための効果的なリズムトレーニング方法も教えます。

〇上記と並行して、課題曲や生徒の希望曲を題材にレッスンを進めます。
その曲に使われているテクニックや理論を徹底的に分析し、じっくり掘り下げてコピーします。

ギタリストとして一皮剥けたい、成長したいという方、大歓迎です!
独学では超えられなかった壁を一緒に超えていきましょう!

レッスン項目

主なレッスン項目は以下のとおりです。

コードについて

パワーコード

指2本で押さえられる、とても簡単なフォームのコードです。シンプルでストレートな響きです。
フォームを覚えて横にずらすだけで、ロックの曲やリフを簡単に弾きこなすことができます。

バレーコード

俗にいう「Fコード」の形で、左手人差し指でセーハするコードです。
6弦の音を覚えて横にずらすだけで、ほぼ全てのコードを弾けるようになります。
そこで、コードフォームと並行して、6弦の音を簡単に把握できる方法をお伝えします。
一般的に、独学では初心者の9割がFコードで挫折すると言われていますが、コツさえ掴めば押さえるのは簡単です。
綺麗に音が鳴るようになるまで、丁寧に教えます。

バレーコードをクリアすると、コードブックが不要になります。

テンションコード

6度・9度・13度などのテンションを加えたテンションコードを学びます。オシャレで複雑な響きのコードです。
バレーコードと同じで形で覚えることができるので、必要に応じて、都度学んでいきます。

スケールについて

  • メジャースケール(ドレミファソラシ)
  • ペンタトニックスケール(ドレミソラ)
  • メジャースケールの展開系(チャーチモード)

どんな音楽を演奏するにも必須のスケールです。
よく教則本に載っている指板全域に渡ってポジションを覚える方法は、アドリブなどの実践では活かすことができません。
そこで、当教室では、より実践に即したスケールの把握の方法を学ぶことで、かっこいい音の動き方やフレーズの作り方を身に付けていきます。
また、スケールをキレイな音で弾くため、左手の正しい運指や弦を押える際の脱力を学びます。

右手のテクニック

カッティング

切れ味のあるカッティングをするために、右手の振り方・脱力の方法や、余計な音が鳴らないために弦をミュートする方法を学びます。

ピッキング

様々なピックの持ち方の違い(順アングル、逆アングル、平行アングル)や速弾きに適したピッキング、
右手の脱力、弦跳びフレーズなどにおいて正確に弦を捉える方法
を学びます。

リズムについて

リズムは、当教室で最重要視している項目です。どれだけかっこいいフレーズを弾いても、指が速く動いても、リズムが悪いと全て台無しだからです。リズムの良し悪しは自分で判断できないため、独学でリズム感を強化するのは難しいです。
最初からリズム感の良い人はいません。正しいトレーニングを行えば、どんな人でも確実にリズム感が良くなります。
当教室では、音大やプロの現場で様々なリズムトレーニングを学んだ講師が、リズム感の強化を徹底的にサポートします。