Polytone(ポリトーン)レビュー|オールドスタイルのジャズアンプ(中古の名機)

Polytone(ポリトーン)は、ジョー・パスやジム・ホールも使った、「ジャズの音」そのものを作ってきた名機です。フルアコのジャズトーンといえば Polytone、というほど市民権を得たブランド。今は中古でしか手に入りませんが、当たり個体に出会えれば、安く最高のオールドジャズトーンが手に入ります。

この記事では、Polytone の音の魅力と、中古で選ぶときの“当たり個体”の見分け方まで正直にレビューします。アンプ全体の選び方は ジャズギターアンプおすすめ(選び方ハブ) をどうぞ。

30秒の結論

  • 暗めの、いかにも“オールドスタイル”のジャズトーンが得意。80年代までのジャズの音はこれで再現できる。
  • 中古のみ。コレクター的な存在で、相場は3〜5万円ほどと安い。
  • 狙うべきは当たり個体。前面がスポンジ・ノブが2〜3個のシンプルな機種が特に良い音。
  • 弱点はガリなどのトラブル(古い個体のため)。デメリットを許容できる人向け。
目次

音の特徴:「ジャズの音」の代名詞

Polytone の音は、ひとことで言えば「昔の時代のジャズの音」暗めのジャズトーンがいちばん得意です。

歴史的にも、ジョー・パスが使い、ジム・ホールも一時期使っていました。フルアコのジャズの音は Polytone が市民権を得た――「ジャズの音を想像したら Polytone」というくらいの存在です。とくに80年代までのギターサウンドは、Polytone があればほぼ再現可能。これは他のアンプにはない強みです。

こんな人に効く

オールドスタイルのジャズに憧れている人、あるいはPolytone というブランドそのものが好きな人に向きます。今あえて選ぶ意味は、「この時代の、この音がどうしても欲しい」という気持ちに応えてくれること。逆に言えば、最新の利便性や安定性を求めるなら別のアンプ(→ Henriksen など)の方が向いています。

当たり個体の見分け方(中古で選ぶ)

Polytone はモデルがとても多いのが難しいところ。狙い目を知っておくと失敗しにくくなります。

“当たり”は「前面スポンジ・ノブ2〜3個」のシンプル機種

大倉の経験では、スピーカー前面がスポンジ仕様で、ノブが2〜3個ほどのシンプルな機種(数年しか作られなかったタイプ)が、ものすごく良い音でした。モデルが多いぶん個体差も大きいので、この特徴を一つの目印にしてください。

中古アンプ共通の注意点(ガリ・サビ・リバーブ故障など)は 中古アンプの選び方・チェックリスト にまとめています。Polytone は特にガリが出ると厄介なので、必ず確認してください。

価格と弱点

中古のみで、相場は3〜5万円ほどと安いです。良くも悪くもコレクターアイテム的な存在。当たり個体なら、この値段で最高のオールドジャズトーンが手に入ります。

弱点は、やはり古い個体ゆえのトラブル。ガリなどが一番困ります。デメリットも許容して付き合える人、そしてその音が好きな人が選ぶアンプです。なお、Polytone と DV Mark の両方をカバーする“上位互換”が Henriksen です。

よくある質問(FAQ)

Q. Polytone はどんな音?

A. 暗めの、いかにもオールドスタイルのジャズトーンが得意です。ジョー・パスやジム・ホールも使い、80年代までのジャズの音はこれで再現できます。

Q. 中古で良い個体を見分けるには?

A. 前面がスポンジ仕様で、ノブが2〜3個のシンプルな機種が特に良い音です。モデルが多いので個体差に注意。ガリ・サビ・リバーブは 中古アンプの選び方 で必ずチェックを。

Q. いまあえて Polytone を選ぶ意味は?

A. 当たり個体なら3〜5万円で最高のオールドジャズトーンが手に入ること、そしてPolytone というブランドが好きであること。安定性や利便性を求めるなら Henriksen などが向きます。

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