おすすめのルーパーエフェクター選び方

2023-07-21

大阪のギター教室、大倉ギター教室代表の大倉甲です。

今回は練習にも便利な必須のルーパーエフェクターを紹介しようと思います。
僕自身ほぼ毎日レッスンでルーパーエフェクターを使用していて、普通にギターを弾いている方より使用頻度はかなり高いと思います。
その経験をいかして共有出来たらと思います。

まずは大倉先生が使っているルーパー教えて欲しいなぁ

大倉甲

僕時自身今までで最高のルーパーはストライモンのTime Line に搭載されているルーパーでした。
現在は酷使しすぎたせいか動作が不安定になってきたのでMXRのClone LopperやmerisのLVXを使用しています。

ディレイマルチ系エフェクターに入ってるルーパーのデメリット

安価なマルチエフェクターにもルーパーは入っているのですが、やはり音そのものが良くなかったり、操作性が良くない事が多いです。

しっかり使える物を選ぶとなるとそこそこの値段になってしまいます。

専用機と比べて録音できる時間が短くなります。
短いものだと２０秒長くても６０秒程です。
あまり長いループは作らないにしても最低40秒は欲しいです。
スタンダードを丸々１コーラス録音するのは最低でも60秒以上はいるので１コーラス録音したい方は専用機の方がいいでしょう。

しかし経験的にルーパーで練習する時は、曲の１部の箇所のみに焦点を当てることが多いので、割り切って使用しています。

操作性に関わってくる箇所になります。
大抵の場合フットスイッチを長押しでルーパーモードに切り替えれるようになっています。
これを手間に思うかは人によると思います。
しかし作成したループの音量のコントロールは一回グローバルメニューに入って調整したり少しめんどくさい機種が多いです。

スイッチが複数ついているマルチなので当然大きくなります。
練習用と割り切って普段はボード外に設置するのもいいと思います。
ボードにディレイを入れている方なら少し大きくなりますがディレイペダルを入れ替えてしまうのがいいです。

で結局ディレイマルチがいいの？

大倉甲

僕みたいに常にパッと使いたい人にはディレイマルチがおすすめ。
でもやっぱり上に書いた通りデメリットもあるので用途に応じて考えるといいよ

じゃあコンパクトタイプのルーパーのおすすめ教えて欲しいな

大倉甲

オッケー!じゃあコンパクトタイプで入手性がよくて初心者にも使いやすいの紹介するね

大倉甲

初心者向けにおすすめコンパクトタイプを紹介するよ

ここでは僕自身が実際に所有して使ったことのある物でシンプルに練習用として使いやすい物を紹介します。

ルーパーを初めて使う人にもわかりやすいUIと操作性が特徴です。
できることも
録音してループを作成するだけと非常にシンプルなところもいいです。

フットスイッチを追加すると操作性がめちゃ良くなります。
基本外付けフットスイッチありきでの使用を前提としているとしか思えません。

とりあえずこれを買っておけば間違いないです。

これもよく他の方がおすすめしていますが僕はあまりおすすめしていません。

理由として
「１スイッチなので操作性が悪い」
これが全てです。小型なのもメリットですし気軽さではいいのですが。。。
個人的に使いにくくてすぐに手放してしまいました。

大倉甲

生徒さんによくルーパーを中古で購入しようと思っているのですが。。と相談を受けるので少し解説します。

ルーパーはフットスイッチを踏む回数が他のエフェクターに比べて極端に多いエフェクターです。
なのでフットスイッチ部分が痛んでる個体が結構見受けられます。
後は基本デジタル回路が使用されているので突然調子が悪くなる可能性もあるので新品の方が保証もありいいと思います。

大倉甲

とはいえやはり予算の面から見て中古の方がいい方もいると思うので中古を購入する際に注意するポイントを解説します。

・製造年が新しいこと
・フリマアプリは避けた方が吉
・スイッチがへたってないか
・見た目が綺麗か
・RC-1の場合１万円位で条件を満たせば書い

以上がポイントとなります。
当然ですがツマミ、ジャックにガリが出ていない事も確認してください。