Strymon NightSky レビュー|多機能シンセシス・リバーブの実力と“沼”【手放した理由も】

Strymon blueSky(ブルースカイ)は、Strymon のリバーブの中でも「明るく・きれい・ハイファイ」なキャラクターが際立つ1台。モジュレーションモードとシマーモードを備え、とくにシマーリバーブが有名です。ダークで密度のある Flint とは対照的に、きらびやかで開放的な響きが欲しい人に向きます。

30秒の結論

  • 明るめ・ハイファイで、モジュレーション系・シマーが得意。
  • V2 でシマーの設定が自由になり使い勝手が大きく向上。
  • Mike Moreno など今も使うジャズギタリストがいる。
  • 市場価格 約57,800円。「明るくきれいなリバーブ」が欲しい人の本命。
Strymon blueSky を組み込んだエフェクターボード
Strymon blueSky を組み込んだボード
目次

blueSky の音のキャラクター

blueSky の持ち味は、なんといっても音の“明るさ”。Flint がダークで密度の濃い余韻なのに対し、blueSky はハイファイで透明感のある、きれいな響きです。普通のリバーブ(Plate/Room/Spring)も使えますが、真価を発揮するのはモジュレーション・シマーといった“色付け”の領域。アンビエントやソロギターで、空間をきらびやかに広げたいときに映えます。

シマーモードと、V2での進化

blueSky を象徴するのがシマーモード(オクターブ上などを重ねて雲のように広がる響き)。ただし初期(旧型)はモジュレーションやシマーの設定が固定でした。新しい V2 ではシマーの設定が自由にできるようになり、作り込みの幅が大きく広がって使い勝手が向上しています。これから買うなら V2 がおすすめです。

blueSky と Flint、どっち?(正直なところ)

当教室の大倉は Flint と blueSky を両方所有した経験から、こう話します。「blueSky は最初こそ機能が多くて面白いが、“綺麗すぎる”と感じることが多かった。オーソドックスなリバーブを求めると、結局 Flint に戻った」。つまり普段使いのど真ん中は Flint、明るくきらびやかな“飛び道具”が欲しいなら blueSky、という棲み分けです。実際、Mike Moreno のように blueSky の明るい響きを今も愛用するジャズギタリストもいます。

👉 Flint・BigSky を含めた機種ごとの違い・比較は → Strymonリバーブ徹底比較/定番の1台は → Strymon Flint レビュー

こんな人におすすめ

  • 明るくきれいな(ハイファイな)リバーブが欲しい人。
  • シマー/モジュレーションでアンビエントな広がりを作りたい人。
  • ソロギターやポップス系のクリーンをきらびやかに彩りたい人。
  • (逆に)ダークで密度のあるジャズど真ん中の余韻なら Flint が向きます。

よくある質問(FAQ)

Q. blueSky はジャズに使える?

A. 使えます。ただし明るくきれいな方向なので、ダークな王道ジャズ感なら Flint、きらびやかな現代的アンビエンスなら blueSky、という選び方になります。Mike Moreno など愛用者もいます。

Q. 旧型と V2 はどっちを買うべき?

A. V2 がおすすめです。シマーやモジュレーションの設定が自由になり、作り込みの幅が大きく広がっています。

Q. blueSky と Flint はどっちがいい?

A. 普段使いのオーソドックスなら Flint、明るくきらびやかなシマー系なら blueSky。両方使った経験では、普通のリバーブを求めると Flint に戻りました。

Q. もっと多彩にやりたくなったら?

A. 高解像度で全部入りの Strymon BigSky MX が上位機。シマー/クラウド/IRまで1台でこなせます。

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