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ジャズギターにお勧めのアンプ(2023年版)
ここ最近、ギターアンプは、高性能、高出力、小型化が非常に進んで来ました。
数年前までは、小さい軽いアンプは良い音がしないのが常識でしたが、今は安くて軽いアンプでも十分に使える物が沢山あります。ここでは、主にジャズギタリストに人気の機種を紹介します。
ジャズギターに向いているアンプとは
さてジャズギターに向いているアンプとはどういったものでしょうか?
もちろんマーシャルの三段積みで演奏することもできますが、ジャズの現場ではアンプ持ち込みの場合が多々ありますし、マーシャルを置いているお店もないので、あまり現実的ではありません。
したがって、ジャズギターには小型アンプのほうが向いています。
電車で持っていく場面もよくあるので、重量もしっかりと確認しましょう。
条件としては
・クリーンの音がキレイに出る。
・持ち運びが出来る。
・見た目が必要以上に派手じゃない笑
がまず第一に考えれると思います。
この条件を満たす物で現在、販売されている物を紹介します。
真空管アンプVSトランジスタアンプ、デジタルアンプ
昔は真空管アンプ一択でしたが最近では品質も向上し真空管一択ではないと思います。
ですが、レコーディングや自宅での練習での真空管アンプの使用率はかなり高いのが現状です。
据置のアンプなら真空管アンプの方がお勧めです。
しかし持ち運びを考えると、重量、メンテナンス性を考えるとトランジスタアンプも十分魅力があり、利便性が高いです。
値段的のも真空管アンプよりも安価の物が多いです。
ジャズギターを弾くときによく使用される代表的なアンプ(お財布に優しい)
現在新品での購入が可能な物のみ紹介します。
まずは比較的安価な物から紹介します。
DV MARK
LITTLE JAZZ
イタリアのメーカーのアンプでこのアンプも最近凄く人気です。
音量も十分でクリアできらびやかな感じです。
フルテンで出力高めのギターを入力しても歪まないのはポイント高いです。
僕自身現在メインアンプとして使用しています。
リバーブに特徴がありデジタルのスプリングリバーブなのですが、非常に密度も濃く軽くモジュレーションもかかっていて
リバーブ音が非常に美しいです。
重量が6.9kgで、ギリギリ持ち運びできる重さです。
ソリッド系のギターと非常に相性がよくエフェクターの乗りもいいと思います。
ジャズに限らずオールマイティーに使えるアンプです。
DvMarkの商品ページ
ZT AMP ( ゼットティーアンプ )
Lunchbox /Lunchbox Jr
ここ最近で物凄く話題になったアンプです。物凄く小さく軽いのにしっかりとしたジャズギターの音がします。
ランチボックスのレビュー記事です
lunchBox Jrのほうはなんと約2.3kg!まさに名前の通り弁当箱です。
Jrだとドラムが入ってるバンドだとちょっと出力が足りないのですがドラムなしの編成だと十分使えます。
しかもかなりお求めしやすい値段なので一台持っているといいと思います。
唯一のデメリット、というか惜しいところはリバーブが付いてないことです。
なので、私は、このアンプを使う時はコンパクトエフェクターのリバーブを繋いでいます。
lunchBox acousticという機種には空間系エフェクトも付いているみたいですが、まだ日本には殆ど入ってきてないようです。
箱物のギターと凄く相性がいいです。逆にソリッド系のギターにはあまり合わないかもしれません。
現在取引が無くなったのか長い間入荷未定になっています。
Lunchbox Jrの商品ページ
現在Jrのほうしか販売されていない見たいです。恐らく在庫がなくなると販売終了なので、気になる方は急いだほうがいいかもしれません
Roland
AC-33/AC-40/AC-60
これはギターアンプと言うより小型のPAだと思ってもいい感じです。
非常にナチュラルな音で味付けのない楽器その物の音がします。
なのでソリッド、箱物のギターよりガットギター、アコースティックギターなとピエゾピックアップとの相性がいいです。
独立した2chの入力があるので、ボーカルとギターのDuoの時にアンプ一台持っていけば、PAのない所でも演奏できるため非常に便利です。
三段階のサイズが用意されています。
各サイズの特徴
- AC-33
電池駆動可、メリットはこれだけでしょうか。音もやや他のモデルより安っぽいです。
- AC-40
このクラスからは十分使用できます。コスパにも優れています。
- AC-60
一番大きい物です。音色音量共にシリーズ最高です。持ち運び出来る範囲ですが、ちょっとしんどいかも
AC-40の商品ページ
ジャズギターを弾くときによく使用される代表的なアンプ(本格派)
続いて紹介するのは最初に紹介した物よりも、多少値段は高くなる物です。
その分クオリティは高くなっており、レコーディング等でも頻繁に使用されています。
自宅の据え置きにしいい音で気持ちよく練習するのもいいとおもいます。
ACUS(アコース)One For Strings 5T Wood
あまり有名ではないメーカーですが、40年以上続く老舗のイタリアのブランドです。
おしゃれな木目が特徴のアンプです。
このアンプはPA的な使い方も想定されていて必要に合わせたチャンネル数のモデルを選ぶといいです。
肝心の音色ですがギターアンプでここまでレンジが広くクリアなアンプは他にないです。
PAとしての使用も想定されているのも納得です。
いわゆるエレキギターの音とゆうよりはエレガット、エレアコの音を生音のまま大きくしてくれるような、ナチュラルなアンプです。
AER/Compact60(BINGO3)
もしかしたらジャズギター界隈では過去のBINGOを含めると使用しているプロミュージシャンが一番多いかもしれません。
ひと昔前まではジャズギタリストが持ち歩けるアンプといえばAER/BINGO一択だったと思います。
現在は3代目までバージョンアップしてきました。
このアンプは楽器の種類を問わす万能に行けます。
音量もドラムが入る編成でも余裕があり安心です。
機能面も充実しており
デジタルリバーブ2種類
デジタルディレイ2種類
かなり高品質な物がついています。
昔のモデルからの特徴であるキャノン入力、ファンタム電源も付いているので、コンデンサーマイクも使用できます。
もちろん独立した2チャンネルの仕様なのでボーカリストとギターのDuoでの演奏の場合このアンプ一台で両方同時に出力することが出来ます。
肝心の音色ですがクリアな音色でEQが優秀なため幅広い音作りが可能になってます。
キャリングケース」が付属しているのもうれしいポイントです。
AER/BINGO3の商品ページ
Henriksen ( ヘンリクセン ) / The Blu
最近まで僕自身も知らなかったのですがふらっと入った楽器店で置いてあったので好奇心で試奏しました。
見た目からは想像できない音が出てきてかなり驚きました。
5.4キロの小さな箱から音量はもちろん、奥行きのある立体的な音が飛び出しました。
値段が約Ⅰ6万円と予算を超えていたので購入は断念しましたが、ここ最近のアンプではナンバー1でした。
Henriksen ( ヘンリクセン ) / The Bluの商品ページ
中古等も視野に入れるなら
定番ですが
昔のポリトーン
Peterson
等が人気が高くいわゆるジャズギターの音色がします。
しかし
ポリトーン
Peterson
は状態のいい物はあまりなく故障もしやすい為あまりおすすめはできません。
何台かアンプを持っていてレコーディングの時のみ使用する方も多いです。
ジャズギターに向いている小型アンプの比較
重量、機動力
これはlunchBox jr の圧勝です。
2.3kgは軽すぎます。
音量
出力の音の大きさは単純にW数が高ければ大きいわけではありません。
あくまでも参考程度です。
僕自身の体感ですが、ドラムがいてると厳しいのは
lunchBox jr
AC-30(大きいモデルのAC-33なら大丈夫)
です。
残りのアンプはドラムが居ていても爆音じゃない限り大丈夫です。
責任は持てませんが。。。
コスパのいいアンプ
市場価格はよく変動し主観による感じが強いですが
little jazz
が値段、音色、出力のバランスがいいと思います。
エレガット、エレアコ等のピエゾピックアップと相性のいいアンプ
ガットギター、アコースティックギター等のピエゾピックアップ搭載の楽器
AC-33
ACUS