ペンタトニックコンセプトの第三弾です。
前回まではこちら
- 目次
- alt7thコードの時のマイナーペンタトニックスケール
- 7thコードの時のマイナーペンタトニックスケール
- m7b5の時のマイナーペンタトニックスケール
7thコードの時のマイナーペンタトニックスケール
A7altコードの時は短三度上のCのマイナーペンタトニックをつかいます。
A7オルタードのコードトーンは
ラ、ド#、ミ、ソ +b9.#9などのオルタードテンション
Cマイナーペンタトニックの音は
ド、ミb、ファ、ソ、シb
これをA7の上で演奏すると
#9、#4(#11)、b13、7th、b9
見やすいように並び変えると
b9、#9、7th、#11、b13
になります。
もうテンションだらけなのですがこれはオルタードスケールのテンションノートになります。
なのでAオルタードスケールのテンションノートだけを抜き出した形になります。
一回音を出してもらうとわかるのですがかなり強烈な音使いになるので使う時は注意が必要です。
7thコードの時のマイナーペンタトニックスケール
A7の時はF#のマイナーペンタトニックが使用できます。
短三度下のマイナーペンタトニックです。
A7のコードトーンは
ラ、ド#、ミ、ソ
(1.3.5.7th)
F#マイナーペンタトニックスケールは
ファ#、ラ、シ、ド#、ミ
これをA7のコードの上で演奏すると
6th、ルート、9th、3、5th
になります。
7thの音がないのがちょっと寂しい感じもしますが、ミクソリディアンスケールの4th、7thを抜いた音使いになります。
Am7b5の時のマイナーペンタトニックスケール
Am7b5の時に使用できるペンタトニックスケールは4度上のDマイナーペンタトニックスケールが使えます。
Am7b5のコードトーンは
ラ、ド、ミb、ソ
(1、m3、b5、7th)
Dマイナーペンタトニックは
レ、ファ、ソ、ラ、ド
なので
11th、b13、7th、ルート、m3
になります。
まとめ
- A7コードの時のマイナーペンタトニックスケール
F#マイナーペンタ(短三度下) - A7altコードの時のマイナーペンタトニックスケール
Cマイナーペンタ(短三度上) - >Am7b5の時のマイナーペンタトニックスケール
Dマイナーペンタ(4度上)
ここまで3回に渡って代表的なコードシンボルに対してのマイナーペンタトニックを紹介してきました。
ややこしい所も多いのですが覚えてると便利です。
このコンセプトはまだまだ続きがあるのですがひとまずこれで一段落にします。
次回からは3回分の基本的な所のまとめ、具体的な使い方、練習の仕方
等を紹介していきます。
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