バーニーケッセル[Barney Kessel] 1923年10.17日アメリカ、オクラホマ州出身
父は靴職人で音楽とは無縁な環境だったが
12歳の頃に新聞を売って貯めた1ドルでギターを購入する。
最初の3ヶ月だけレッスンを受けた。
バーニーケッセルが人に習ったのは公式にはこの3ヶ月だけだったらしいです。
真相は謎ですが。。
チャーリークリスチャンとの出会い
バーニーケッセルは地元の黒人バンドで演奏していた。
そのバンドに1年前まで居たのが
「チャーリークリスチャン」
でした。
そしてチャーリークリスチャンがベニーグッドマンと共演している「フライングホーム」を聴いて衝撃をうけたケッセルは彼のレコードを探して研究の日々を過ごしていました。
16歳になったケッセルに衝撃の事件がおきます。
当時高校に通ってたケッセルはオクラホマ大学のダンスバンドで演奏していると、オクラハマに帰ってきた「チャーリークリスチャン」が聴きにきた際にバンドに飛び入りしセッションを行う。
その後3日ほど一緒にすごしたそうです。
初期のバーニーケッセルの歴史
1945年にリーダーセッションを録音する。
4曲だけでしたがその頃のプレイはチャーリークリスチャンそっくりなプレイでした。
46年にはベニーグッドマン
47年には名盤「ライオネルハンプトン」の「スターダスト」のレコーディングに参加
同47年に「チャーリーパーカー」との共演を果たす。
48年から50年頃はジャズから遠ざかり、スタジオミュージシャンとしての仕事をこなす。
51年にはオスカーピーターソンのバンドに大抜擢される。
これで脚光を浴びその後、
「ベンウェブスター」
「レスターヤング」
「ビリーホリディ」
「ジュディロンドン」
の歴史的ミュージシャンとの仕事をこなす。
バーニーケッセルのリーダーデビュー作品
1954年に「イージーライク」
を録音
名盤「ザ、ポールウィナーズ」
ジャズギタリストとして人気があったケッセルは
ジャズ雑誌の「ダウンビート」「メトロノーム」「プレイボーイ」
の楽器別人気部門で56.57.58年の3年連続で1位を獲得。
同紙のベース、ドラムで一位を獲得していた
ベーシストの「レイブラウン」
ドラマーの「シェリー・マン」
で結成された
「ポールウィナーズ」
このバンドで合計5枚のアルバムを発表している。
ギタリストは必聴のアルバムなので是非聴いてみてください。
バーニーケッセルの使用ギター
1946年製のギブソンES-350P
チャーリークリスチャンピックアップを使用。
Polytoneアンプを使っていた。
バーニーケッセルの参考動画
スタンダードナンバーの「Here’s that Rainy Day」
続いてはオスカーピーターソンのバンドでの演奏の映像です。
Oscar Peterson (piano)
Barney Kessel (guitar)
Niels-Henning Oersted Pederson (bass)
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