Tom Ollendorff[トム・オレンドフ]現代のジャズギタリスト紹介

大阪のギター教室[大倉ギター教室]代表の大倉甲です。
今回はイギリスのギタリストTom Ollendorff[トム・オレンドフ]を紹介します。

目次

Tom Ollendorff

僕自身ドラムのAri Hoenigのバンドで演奏している動画で彼を知りました。

イギリスのギタリストでクラシックギターを幼少から始めていたようです。そのスタイルが現在も色濃く反映されていてクラシカルで繊細なギターを弾きます。

プレイの特徴としてはハイブリッドピッキングを多用したクラシカルなアルペジオが特徴だと思います。
ピッキング自体も非常にソフトなタッチで演奏しているようです。

Tom Ollendorffフレーズ

今回は実際にTom Ollendorffのこの演奏からtranscribeしたものになります。

チャーリーパカーの曲でCのブルースです。実際採譜して見ると想像以上にリズムが複雑でした。
今回はフレーズ紹介とゆうことで少しリズムは分かりやすくしています。

Tom Ollendorff2-5フレーズ

まずはCに向かう2-5-1を紹介します。

まずは1小説目のDm7

これはソロギターとゆうこともありベースラインをリズミックに演奏しています。

2小説目のG7

ここではG7の裏コードのDb7を意識したオルタード系の音使いになっています。
後半部分でD b7b5をドロップ2のルートフォームをそのままフレーズに転用しています。

3小説目CM7

3度ベースにしてTopを#11のテンションにしています。

フレーズ2(C7alt)

これはC7からFに行く時に使用していたフレーズです。

このフレーズは定番のオーギュメントを利用した形なので汎用性が高く使い勝手もいいので覚えておくと役に立つフレーズになってます。

Tom Ollendorffの演奏動画

チャーリー・パーカーのブルース曲です。
ソロが素晴らしすぎるのは当然としてバンドアンサンブルも最高ですね。

Tom Ollendorffの使用機材

tom ollendoffはあまり自身でも、機材のことを発信していないので不明な点が多いですが確定している部分だけ紹介します。

使用ギター Moffa Guitar

エフェクター 

MXR M169 Carbon Coppy(ディレイ)

TC electronics Ditto Looper

使用アンプ

CARRアンプ

Carr ampはアメリカのハンドメイドの真空管アンプです。ジャズギタリストでは他に使用している人を知りませんが、低音がリッチに出るとゆうより高音が綺麗な音のイメージのアンプです。
ライブではよくデラリバを使用しているのが確認できます

ケーブル

Rigotti Cables

Tom Ollendorff étude

2022年2月に発売されたエチュード形式の教則本です。
公式の販売サイトでは日本では入手不可のため、日本国内では入手できなかったのですが、今回ベルギーのネットショップで購入することができました。

まだ最初の方しか手をつけていないのですが曲自体が完成度が高く楽しく弾きながら勉強できる良書になってます。

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