There Will Never Be Another You[ジャズスタンダードを学ぼう]

目次

There Will Never Be Another Youのテーマ

テーマのみ分かりやすいようにシンプルに弾いてみました。

There Will Never Be Another Youのコード進行

There Will Never Be Another Youのコード

演奏スタイル(テンポ、リズム)

ミディアムからファーストスウィングで演奏されることが多いです。
通常インストでのkeyはEbになります。

There Will Never Be Another Youのポイント

セッションでもかなりの人気曲でよくやる曲、トップ10に入ります。
初心者の登竜門的な曲なので覚えておきましょう。

特にエンディングは繰り返した29.30小節目を半音上げて繰り返します。
文字では分かりにくいので楽譜を用意しました。
楽譜のPDFはこちら

アナザーユーエンディング

セッションではお決まりのエンディングなので慌てないように覚えておきましょう。

There Will Never Be Another Youについて

1942年に
ミュージカル映画「アイスランド」の曲
作曲は「ハリー・ウォーレン」

1950年にジャズ、ヴィブラフォン奏者「ライオネル・ハンプトン」により録音され
その後ソニースッティト、レスターヤング、アートテイタム、チェットベイカー、ナットキングコール
等ジャズミュージシャンがこぞって演奏した人気曲です。

参考音源

ライオネルハンプトンの演奏
録音が1950年となってます。
この時代の演奏なのか疑うような演奏です。
すばらしい!
https://youtu.be/y0rL4uoP_aU

ギタリスト「ラッセル・マローン」
の演奏です。
手元がよく映っているのでピッキングの研究しやすそうな動画ですね。

YouTube
There Will Never Be Another You Guitarist Russell Malone with the Billy Taylor Trio (Dr. Billy Taylor, piano; Chip Jackson, bass; Winard Harper, drums).



若かりし頃のベーシスト「ニールスペデルセン」の貴重な映像です。
この頃の彼の奏法は2フィンガーでした。
それにしても超絶です。

チェットベイカーの名盤「sings」からです。
最後ルバートで終わるのもいいですね。

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