現状最強のアンプシュミレーター、IRローダーだと思います。
使用用途の広さを考えると全ギタリスト必須の機材かなと感じます。
もちろん音質、反応の感じ、使いやすさも何も問題なくプロの現場でも十分のクオリティーで使用できます。
実際の使用の仕方
まずは実際に僕自身がどのように使用しているか書いていきたいと思います。
自宅、教室での使用
自宅にはアンプを置いていないので、strymon iridiumに付いている端子に直接ヘッドフォンを挿して使用しています。
これまで沢山のアンプシュミレーター、ヘッドフォンアンプを試してきましたが一番ナチュラルでストレスなく練習できます。
後おすすめの使用法として安いアンプを買うくらいなら、strymon iridiumを1万円くらいのモニタースピーカーに接続して音を出す方が間違いなくクオリティーの高い音が出ます。
教室ではモニターに接続する方法、DTM,オンラインレッスン時の使用、使用しているアンプのリターンに入力したり大活躍しています。
ライブでの使用
ライブや演奏の仕事、外で演奏する時には必ずstrymon iridiumを持っていってます。
もちろん毎回使う訳ではないのですが、初めてもお店でアンプの種類、状態がわからない時等持っていくとどんな環境でもなんとかなります。
条件にもよるのですが、ほとんどの場合アンプを使うより良い音で演奏できます。
PAがあるのが最低条件になりますが。。。
どんな環境でも安定した音が出せるのは大きなメリットになります。
困った時に持っていると助かるので必ず鞄に忍ばせています。
アンプの種類と特徴
- Round Amp – based on a Fender® Deluxe Reverb®
- Chime Amp – based on the Brilliant channel of a Vox® AC30
- Punch Amp – based on*a Marshall® Plexi (Super Lead model number 1959)
フェンダータイプ、VOXタイプ、マーシャルタイプに分かれています。
どのタイプも非常によくできていて、サウンドメイクの幅を考えるとある意味、実機を超えていると思います。
- Round Amp – based on a Fender® Deluxe Reverb®
- Chime Amp – based on the Brilliant channel of a Vox® AC30
- Punch Amp – based on*a Marshall® Plexi (Super Lead model number 1959)
フェンダータイプ、VOXタイプ、マーシャルタイプに分かれています。
どのタイプも非常によくできていて、サウンドメイクの幅を考えるとある意味、実機を超えていると思います。
電源アダプターについて
消費電力が多いので、アダプター、パワーサプライは慎重に選びましょう。
消費電流は
- ヘッドフォン使用時500mA
- 通常使用時300mA
となっています。
付属している純正のアダプターかアイソレートされている500mA以上のパワーサプライを使用します。
僕自身はストライモン製のサプライを使用しています。
JC等のアンプに接続しての使用について
ライブハウス、スタジオに常設してあるJC等のアンプには[イリジウム]のIRをオフにし、プリアンプとして使用しましょう。
この設定でアンプのリターンに入力します。
この時は必ずIRはバイパスします。
strymon iridiumの接続順
歪み系、空間系を使用する場合は通常
歪み系→イリジウム→空間系と接続します。
考え方として
イリジウムは完全にアンプとして考えます。
iridiumにはセンド、リターン端子がないのでイリジウムの後に空間系を接続する方が良い結果になりやすいです。
エフェクトの接続順はセオリーはあっても必ずそうしなければいけない事はないので、色々と試してみましょう。
歪みペダルとの相性
皆さん気になる歪み系ペダルとの相性ですが、僕自身かなりの数のエフェクターを接続して実験しました。
結論からゆうと
同じストライモンの「Sun Set」が最高でした。この組み合わせだけでほぼすべての音色を出せると感じます。
ちなみにストライモンの「River Side」は単体では最高ですがiridiumとの組み合わせはイマイチでした。
River Sideの歪みはかなりアンプらしい歪み方をするのでそのあたりが影響しているように感じます。
もう一点注意する事として、実機の真空管アンプを歪ます時に使用する過入力を利用して歪ます方法はあまり良い音がしませんでした。
結論は「Sun Set」最高です。
strymon iridiumの価格、中古相場
2022年1月現在の情報です。
ストライモン自体が人気のブランドで中古でも新品と大きく変わらない値段で販売されています。
僕個人的には、新品の値段とほぼ変わらないストライモン購入する時は新品を購入する事が多いです。
strymon iridium新品販売価格
少し前に全機種値段改定があり値上がりしています。
2022年1月現在定価40000万円位で販売されていることが多いです。
どこのお店で購入しても値段に差は殆どなくポイント等付加価値で購入先を考えていいと思います。
一時期は品薄になってましたが最近では比較的手に入りやすいです。
現状販売価格、ポイントを計算するとサウンドハウスでの購入が一番お得です。
strymon iridium中古相場
中古相場はショップでは34000円位でよく販売されているのをみます。
中古でもあまり値段が落ちていないの所を見ると人気の高さがうかがええます。
ヤフオク等フリマアプリでもあまりかわらない値段で3万円を切ることは稀だと思います。
設定(セッティングのコツ)
ここでは具体的なセッティング例は書かないですがちょっとしたコツを書きたいと思います。
まずは取り扱い説明書を見る
当たり前ですがこの手の機材は、まずはじっくり説明書を読みましょう。
ストライモンは直感的に操作できる反面エフェクターに直接書いてないパラメータを操作できます。
入力レベルを変更したり、プリアンプ、IRのみの使用、ノイズリダクションの設定方法は説明書を見ないとわからないと思います。
IRに付いて
イリジウムは優秀で基本どんなセッティングにしても良い音がします。
同じセッティングでもIRを変更すると音がガラッと変わったりします。
ノーマルのままでも十分ですが、PCからIRを入れ替えて見るのも楽しいです。
ストライモンからも無料のIRが何個か用意されています。
もちろん他から入手したIRや自作のIRも使用できます。
各ノブに付いて
基本は見たままの動きをします。
実機のアンプにないつまみがついていたり、ゲイン量が実機より高かったりある意味実機がパワーアップしてるような感じに感じます。
EQもよく効くので僕の場合はまず12時方向から音を作っていきます。
どちらかとゆうと削る方向で調整した方がわかりやすいと思います。
ルームの使い方
他のメーカーではあまり見かけない機能です。リバーブと解説している人もいてますが、僕はリバーブとは似て非なる物と捉えてます。
スピーカーの部屋鳴り、反響をシュミレートします。
なので強めにかけるとかなり不自然なに聞こえます。
シュミレートする際にストライモンのリバーブ技術が使用されているそうです。
これを薄くかけてリバーブ代わりにする人も居ているようです。
ごく自然な薄めなリバーブが好みの人はこれだけで十分です。
あくまでもスピーカーの部屋鳴りを再現した物なので、最近よくきく感じのリバーブサウンドが欲しい場合は別でリバーブを用意しましょう。
僕自身はほんの少しだけかけて外部リバーブを使用する事が多いです。