stella by starlightのテーマ演奏
stella by starlightのコード進行
stella by starlightの演奏スタイル(テンポ、リズム)
ミディアムからファーストスウィングで演奏される事が多いです。
歌の場合はバラードでも演奏されます。
この曲はどこのセッションでもかなりの頻度で演奏されます。
ちょっと難しい曲ですが、脱初心者を目指す人にはもってこいの課題曲です。
stella by starlightのポイント
この曲は発表当時現在よく演奏されるコード進行とは随分と違うコード付けをされていました。
ここではよく演奏されるkey=Bbに統一して解説していきます。
一小節目
現在一般的なのが
|Em75 |A7|
と演奏されることが多いのですが、原曲ではこの二小節をBbdimで演奏しています。
このトニックディミニッシュの響きはたまりませんね。
以前にギタリストのマイクモレノがまとめていたのですが、
現在の形になったのはチェットベイカーの録音かららしいです。
気になったので色々な録音を聴き比べてみました。
録音の年は解らない物もありましたが、
はっきりとチェットベイカーの1954年を境にEm7b5になっていました。
1950年頃の録音ではEm7になってる音源も確認できました。
フランクシナトラBbdim
チャーリーパーカーBbdim
マイルスデイビスEm7
ここからは全てEm5b5
チェットベイカー
ベニーゴルソン
キース
ロバートグラスパー
Luge Lund
最近の演奏だと唯一マイクモレノがBdimで演奏していました。
stella by starlightについて
この曲は、ヴィクター・ヤングの作曲
ネッド・ワシントンの作詞
1944年の
オカルト映画「The Uninvited(邦題:呪いの家)」の主題曲として使われました。
1946年に、ヴィクター・ヤング・オーケストラのレコードがヒットして注目され
1952年に偉大なアルトサックス奏者「チャーリーパーカー」が録音しました。
その後沢山のミュージシャンに演奏され、今では非常に人気のある曲になりました。
参考音源
ヴィクター・ヤングによるオリジナルの演奏です。
チェットベイカー
この演奏が現在一般的なコード進行になりました。軽快なスゥイングでの演奏です。
なんと
Mike Moreno
Lage Lund
の現在のジャズギターを代表する二人の夢の共演です。
マイクモレノはしっかりと最初のコードをBbdimにしています。