Old Folksのテーマ演奏
バラードでのテーマのみの演奏です。
Old Folksのコード進行
Old Folksの演奏スタイル(テンポ、リズム)
主にバラードで演奏されます。
Old Folksのポイント
最初の4小節のコード進行が
|Em7b5 A7|DmDb7Cm7F7|Bb Eb7|Am7b5 D7|Gm7
となっています。
ちょっとややこしいコード進行なので解説します。
1小節目
最初のコードがkey=Fの場合いきなりEm7b5から始まります。
これはFの平行調であるDmに向かう2-5になります。
2小節目
Dmに着地したと思ったらすぐにDb7Cm7F7と一拍ずつコードが変わっていきます。
これはBbの3-6-2-5と捉えても大丈夫です。
ソロをする場合はテンポによりますがあまり細かい事を考えずBb一発、
正攻法だとコードトーンを弾くのがいいでしょう。
3小節目
これはよくある動きで正体は4Mから4mです。
サブドミからサブドミマイナーへの、定番の動き方です。
4小節目
Gmへ向かう2-5です。マイナー2-5のリックを使用するといいでしょう。
ちょっと難しいですが遅めのテンポで演奏する事が多いので頑張ってみましょう。
Old Folksについて
1938年のポピュラーソング
Willaed Robinson作曲
Larry Clinton Orch Bea Wain
により最初の録音が行われました。
随分と現在ジャズスタンダードとして耳にする雰囲気と違います。
ジャズで演奏する場合、原曲とは随分とコード進行が変更されています。
美しいメロディなので現在でも良く演奏されています。
Old Folksの参考音源
様々な楽器のミュージシャンに愛された曲で色々な楽器での演奏があります。
ギタリスト「ウエス・モンゴメリー」の演奏
ギタリストは必聴です。
Pat Metheny も演奏しています。
トランペット奏者の「ケニードーハム」の演奏。
気持ちいいスウィングのリズムで演奏されています。
ボーカリスト「カーメン・マクレイ」による録音