第2回:1フレットは半音、2フレットは全音。これだけ!

こんにちは。「大倉ギター教室」の大倉です。

ジャズギターと音楽理論の完全読破ロードマップ、今回は第2回です。 前回は「数字(度数)で考えよう」と言いましたが、今日はその数字を測るための「定規」の話です。

💡 今日の結論:ギターの指板は「定規」である

  1. 半音(Half Tone): ギターの1フレット分(隣)。音楽の最小単位。
  2. 全音(Whole Tone): ギターの2フレット分(1つ飛ばし)。半音2つ分。
  3. 視覚化: ピアノの鍵盤をイメージするより、ギターのフレット数で覚える方が早い。

これだけ覚えておけば、音の距離計算で迷うことはありません。

1. 最小単位は「1コマ」

音楽の世界における距離の最小単位は**「半音」です。 ギターで言えば、「隣のフレット(1フレット分)」**のこと。

すごろくやボードゲームで言うところの**「1マス進む」**状態です。 これ以上細かく刻むことは(一般的な音楽では)ありません。

2. 「全音」は半音2つ分

では、**「全音」とは何か? 文字通り考えれば「完全な音」のように思えますが、単に「半音2個分」**のことです。

ギターで言えば、**「1フレット飛ばして、2フレット先の音」**のこと。

  • 半音 = 隣の駅(各駅停車)
  • 全音 = 1つ飛ばした駅(急行)

とイメージしてください。

3. なぜこれが重要なのか?

「1マス」と「2マス」の違いを知っておくだけで、スケール(音階)やコードの形を丸暗記する必要がなくなります。

例えば「メジャースケール」は、「全・全・半・全・全・全・半」というリズムで並んでいます。 これはつまり、ギターの指板上で**「2マス・2マス・1マス…」と進んでいけば、誰でもドレミが弾ける**ということです。

まとめ:今日の持ち帰りメモ

忙しい方のための3行まとめです。

  1. 半音は「すぐ隣(1フレット)」。
  2. 全音は「1個飛ばし(2フレット)」。
  3. ギターは、このマスの数を数えるだけで理論がわかる楽器である。

次回は、この距離を使って「明るいコード」と「暗いコード」を作り分ける魔法について解説します。

独学で迷子になりそうな方は、大倉ギター教室の門を叩いてみてください。「なんとなく」弾いていたフレーズが、理論と繋がる瞬間の快感を味わいましょう。