こんにちは。「大倉ギター教室」の大倉です。
これからジャズギターと音楽理論をマスターするための長い旅が始まります。 まずは、最初の第一歩。今日のレッスンの**結論(最重要ポイント)**からお伝えします。
💡 今日の結論:音楽は「絶対的な位置」ではなく「距離」だ
- 脱・ドレミ: 「ドレミ…」という名前ではなく、**「1度、2度…」という数字(度数)**で呼ぶ癖をつける。
- 相対音感: キー(調)が変わっても、音同士の**「人間関係(距離)」**は変わらない。
- カラオケ: キーを変えても同じ曲に聞こえるのは、**「相対的な距離」**が保たれているから。
これを知るだけで、指板の見え方が劇的に変わります。では、詳しく見ていきましょう。
1. ギターは「ズラせる」楽器である
ピアノは「ド」の場所が決まっていますが、ギターは指板上のどこでも「ド」になれます。 これは、ギターが**「相対的な関係」**で作られている楽器だからです。
一番わかりやすい例は**「カラオケ」**です。 自分の声に合わせてキーを上げたり下げたりしますよね?
- キーを上げても、曲のメロディ(ドレミの並び)自体は変わりません。
- 変わったのは「高さ」だけで、**「音と音の距離感」**はそのままです。
音楽理論では、この「変わらない距離感」を理解することが何より重要です。

2. 「名前」ではなく「番号」で呼ぼう
学校では「ド・レ・ミ」と習いましたが、ジャズやポピュラー音楽の世界では、音を**「数字(度数)」**で呼びます。
- ド(基準)→ 1度(ルート)
- レ → 2度
- ミ → 3度
- …
なぜなら、「名前(ドレミ)」は引っ越すと変わってしまいますが、「関係(数字)」は変わらないからです。
例えば、あなたの「お隣さん」は、あなたが別の町に引っ越しても、その町の家の隣にいれば「お隣さん」ですよね? 音楽も同じです。キーがCからGに変わっても、「1度の音」と「2度の音」の関係は変わりません。
この**「数字で呼ぶ感覚(相対音感)」**を身につけることが、アドリブ演奏への近道です。
いかがでしたか?
「ドレミ」という固定観念を、今日から少しずつ外していきましょう。 「基準の音(1)から見て、何番目の音(3? 5?)なのか?」と考えるだけで、音楽の景色が変わって見えるはずです。
次回は、その「距離」の測り方の基本単位である「全音と半音」について解説します。
もし「頭ではわかるけど、指板を見ると真っ白になる…」という方は、ぜひ大倉ギター教室へお越しください。数字で指板を見るための「目の付け所」を、マンツーマンで伝授します。ではなく、 「基準の音(1)から、これくらい離れた音(3)と、もう少し離れた音(5)」 というふうに、**音と音の「距離感」**で捉えるのです。