【徹底比較】Kemperモデル選び完全ガイド (2025年版):Head/Rack vs Stage vs Player あなたに最適なのは? | 大阪 大倉ギター教室

「Kemper、欲しいけどモデルが色々あって迷う…」 「HeadとStage、StageとPlayer、結局どれが自分に合ってるの?」 「機能や使い勝手の違いを詳しく知りたい!」

Kemper Profiling Amplifierは、その革新的なサウンドで多くのギタリスト・ベーシストを魅了していますが、いざ購入しようとすると、どのモデルを選べば良いか悩んでしまいますよね。見た目だけでなく、機能や想定される使い方にも違いがあります。

こんにちは! 大阪市でレッスンを行っている【大倉ギター教室】です。当教室ではKemper PowerHeadをレッスンで使用しており、日々その性能を実感しています。

この記事では、そんなKemperの主要3モデル**「Profiler Head/Rack」「Profiler Stage」「Profiler Player」**を徹底的に比較!それぞれの特徴、メリット・デメリット、どんな使い方に向いているのかを、初心者の方にも分かりやすく、そして詳しく解説していきます。(2025年4月10日現在)

これを読めば、各モデルの違いが明確になり、あなたの音楽スタイルや環境にぴったりの一台を見つける手助けになるはずです!

  • Kemperの基本的な仕組み「プロファイリング」や全体像については、こちらの記事も参考にしてください。
目次

1. まずはおさらい!Kemper主要3モデルの特徴

比較の前に、各モデルの基本的なキャラクターを把握しておきましょう。基本となるアンプのサウンドは、メーカー公式によるとどのモデルも同等のコア技術に基づいているとのことです。

  • Profiler Head / Rack (プロファイラー・ヘッド / ラック)
    • 形状: 伝統的なアンプヘッド型 / ラックマウント型
    • 特徴: Kemperの全機能を搭載した元祖モデル。豊富な入出力と拡張性が魅力。パワーアンプ内蔵のPowerHead/PowerRackもラインナップ。スタジオワークやシステム構築のコアとして活躍。
    • 当教室使用モデル: 当教室ではPowerHeadを使用。キャビネットを直接鳴らせる利便性を実感しています。
  • Profiler Stage (プロファイラー・ステージ)
    • 形状: フットスイッチ一体型のフロアボードタイプ
    • 特徴: Head/Rackと同等のサウンドエンジンとフル機能を持ちつつ、ライブでの操作性を追求。これ一台で足元のセッティングが完結。Wi-Fi機能も便利。
  • Profiler Player (プロファイラー・プレイヤー)
    • 形状: コンパクトなエフェクターペダルサイズ
    • 特徴: Kemperサウンドのコアを手軽にペダルボードへ組み込める最新モデル。機能は厳選されているが、基本的なアンプサウンドと主要エフェクトは搭載。Bluetoothオーディオ再生も可能。さらに、有償のLiquid Profile Packを追加購入することで、搭載アンプモデルの拡張が可能です。
    • Playerの機能拡張や詳細については、今後公開予定の個別記事で詳しく解説しますね!

2. 徹底比較!Kemper主要モデルスペック表

各モデルの主な仕様や機能を表で比較してみましょう。

比較項目Profiler Head / RackProfiler StageProfiler Player
タイプアンプヘッド / ラックフロアボードコンパクトペダル
サウンドエンジン (アンプ部)フルスペックフルスペック上位機種譲り (コア部分)
エフェクト機能フルスペックフルスペック制限あり
パワーアンプ内蔵Power版のみなしなし
フットスイッチ別売 (Remote推奨)〇 (14個・一体型)× (外部接続2系統可)
エクスプレッションペダル端子〇 (2系統)〇 (4系統)〇 (1系統)
ディスプレイ〇 (大)〇 (中)× (LEDインジケーター)
Rig/FX フル機能△ (同時使用数等に制限あり)
プロファイリング機能×
Liquid Profile 対応△ (有償Pack購入で追加)
入出力端子の豊富さ◎ (非常に多い)〇 (多い)△ (必要最低限)
センド/リターン〇 (ステレオ2系統)〇 (ステレオ2系統)×
USB Audio
Wi-Fi××
Bluetooth (Audio)××
サイズ (幅x奥行x高さ mm)Head: 378x217x173 Rack: 483x139x3U470x260x85145x166x68
重量 (kg)Head: 5.3 / PowerHead: 6.5 Rack: 5.0 / PowerRack: 6.14.61.1
主な操作方法本体ノブ / Rig Managerフットスイッチ / Rig Manager本体ノブ・スイッチ / アプリ
主な用途スタジオ/自宅/システム構築ライブ/リハ/持ち運びペダルボード/手軽さ重視
価格帯 (新品目安)パワーアンプなし: 約22万円 パワーアンプ付き: 約26万円約22万円約13万円

※サイズ・重量はおおよその値です。※価格は2025年4月現在の主要販売店の実売価格を参考にしていますが、変動する可能性があります。最新の情報は各販売店でご確認ください。

比較のポイント:

  • サウンドのコア: 基本的なアンプサウンドの質は、どのモデルも非常に高いレベルです。
  • 機能のフルスペック: 全てのKemper機能を制限なく使いたいならHead/RackかStage。
  • ライブでの操作性: 足元で完結させたいならStageが最も便利。
  • コンパクトさ: ペダルボードへの収まりや持ち運びやすさではPlayerが圧倒的。
  • 拡張性: 外部エフェクターの接続や複雑なシステムを組むならHead/Rackが有利(Stageも可能)。Playerは限定的。

3. 各モデルを深掘り!メリット・デメリットと「こんな人におすすめ」

それぞれのモデルについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

Profiler Head / Rack

  • メリット:
    • 最高の拡張性: 豊富な入出力は、レコーディングスタジオのパッチベイに接続したり、複雑なエフェクトループを組んだりと、プロフェッショナルな環境にも柔軟に対応できます。
    • システム構築の自由度: ラックマウント型は他の機材とスマートに統合可能。ヘッド型は卓上での操作性に優れます。
    • パワーアンプ内蔵版の選択肢: PowerHead/PowerRackなら、好きなキャビネットを直接鳴らせるため、外部パワーアンプの選定や接続の手間が省けます。当教室のPowerHeadもこの手軽さが魅力です。
    • 視認性の良いディスプレイとノブ: 大きな画面と物理ノブで、音作りや設定が直感的に行えます。
  • デメリット:
    • 可搬性: 本体が大きく重めな上、ライブで使うならRemoteやケースも必要になり、荷物が増えます。
    • コスト: 本体価格が高めな上に、Remoteが必須となるケースが多く、トータルコストがかさみます。
  • こんな人におすすめ:
    • 自宅やスタジオでの音作り・レコーディング環境を充実させたい方。
    • 既存のラックシステムや複雑なギターシステムにKemperを組み込みたい方。
    • キャビネットを鳴らすことを前提としていて、パワーアンプ内蔵の利便性を求める方 (Power版)。
    • 将来的に様々な使い方をする可能性を考慮し、最大限の拡張性を確保したい方。

Profiler Stage

  • メリット:
    • ライブでの完成形: これ一台でRig切り替え、エフェクトON/OFF、ボリューム/ワウ操作(別途ペダル接続)まで完結。セッティングも撤収もスピーディー。
    • 優れたポータビリティ: フル機能搭載ながら、Head/Rack+Remoteより省スペースかつ軽量で持ち運びやすい。
    • 豊富なフットスイッチ: 多数のスイッチにより、パフォーマンスモードでの多彩なコントロールが可能。
    • フルスペックのサウンドと機能: 音質や機能面でHead/Rackに妥協する必要がありません。
  • デメリット:
    • パワーアンプ非搭載: キャビネットを鳴らすには、別途パワーアンプやパワードキャビネット(Power Kabinetなど)が必要です。PA直出力がメインなら問題ありません。
    • ディスプレイサイズ: Head/Rackに比べるとやや小さいため、細かい情報の視認性は少し劣ります。
    • 価格: Playerよりは高価になります。
  • こんな人におすすめ:
    • ライブ活動がメインで、足元でシステムを完結させたいギタリスト/ベーシスト。
    • スタジオやライブハウスへの機材持ち込みを、できるだけシンプルかつ高音質にしたい方。
    • 機能に妥協せず、可搬性も重視したい方。

Profiler Player

  • メリット:
    • 圧倒的なコンパクト&軽量設計: 通常のエフェクターサイズで、どんなペダルボードにも容易に組み込めます。
    • 導入しやすい価格: Kemperサウンドを最も手軽に体験できる価格設定。
    • シンプルな操作性: 必要最低限のノブとスイッチで直感的に操作可能(詳細設定はスマホアプリ推奨)。
    • 上位機種譲りのコアサウンド: アンプサウンドのクオリティは健在。主要なエフェクトも搭載。Bluetoothでのオーディオ再生も便利。
  • デメリット:
    • 機能制限あり: 同時に使用できるエフェクト数(アンプ/キャビ含め最大4つまで)やRigの種類(アンプモデルはLiquid Profile Packで拡張可能だがエフェクト等の制限は残る)に制限があります。プロファイリング機能もありません。
    • 拡張性の限界: センド/リターン端子がなく、入出力も最小限です。
    • ディスプレイ非搭載: 本体のみでの詳細な情報確認はLED表示に頼る必要があり、慣れが必要です。
  • こんな人におすすめ:
    • 既存のペダルボードに高品質なアンプサウンドを追加したい方。
    • できるだけ機材をコンパクトにまとめたい方。
    • Kemperサウンドを初めて試してみたい方、サブ機を探している方。
    • 複雑な機能は不要で、シンプルな操作性を好む方。

4. 用途別!あなたにおすすめのKemperはこれだ!

あなたの使い方に合わせて、最適なモデルを考えてみましょう。

  • バンドでライブがメイン!色々な音を足元で切り替えたい!
    • → Profiler Stage がベストマッチ!操作性、可搬性、機能性のバランスが最高です。
  • 主に自宅で練習したり、パソコンで曲作り(DTM)を楽しみたい!
    • → どのモデルでも活躍!
      • 音作りをじっくり楽しみたい、将来性も欲しいなら Head/Rack
      • シンプル&省スペースなら Player。(ただしエフェクト多用派は注意)
      • 将来ライブも考えているなら Stage も良い選択肢。
  • プロのレコーディングスタジオや、こだわりのギターシステムを構築したい!
    • → Profiler Head / Rack が最適。拡張性と接続性の高さが活きます。
  • お気に入りの歪みペダルや空間系ペダルと組み合わせて使いたい!
    • → Profiler Head / Rack または Stage。センド/リターン端子があるため、外部ペダルとの連携が容易です。Playerにはセンド/リターンがありません。
  • とにかくシンプルにKemperのアンプサウンドだけを使いたい!予算も抑えたい!
    • → Profiler Player は非常に有力な選択肢です。手軽に高品質なアンプサウンドを得られます。

大倉ギター教室からのアドバイス: 「どのモデルも素晴らしいサウンドを持っていますが、『自分にとって使いやすいか』『必要な機能があるか』が重要です。例えば、ライブで頻繁に音色を変えるのにPlayerだと少し操作が大変かもしれませんし、逆に自宅でシンプルに使いたいだけならHead/Rackの全機能は持て余すかもしれません。ご自身の使い方を具体的にイメージして選ぶと後悔が少ないですよ。」

5. 重要な比較ポイントまとめ

モデル選びで特に重要となる比較ポイントをまとめます。

  • 操作性:
    • 直感的なノブ操作 (実機のアンプに近い操作感): Head/Rack
    • ライブでの足元操作 (マルチエフェクター感覚): Stage
    • シンプルさ・アプリ連携 (コンパクトエフェクター感覚): Player
  • 拡張性(入出力・システム構築):
    • Head/Rack > Stage > Player の順に高い
  • 可搬性(持ち運びやすさ):
    • Player > Stage > Head/Rack の順に優れる
  • サウンドのコア機能:
    • Head/Rack = Stage > Player (Playerはアンプモデル以外の機能制限あり)
  • パワーアンプ:
    • 必要な場合は PowerHead / PowerRack を選択。他モデルは外部アンプ等が必要。
  • 価格:
    • Head/Rack(Power含む) ≒ Stage > Player の傾向(新品の場合)

6. まとめ:迷ったら、自分の「使い方」を最優先しよう!

Kemper Profiler Head/Rack, Stage, Player。それぞれに素晴らしい個性と魅力があります。

  • Head/Rack: 拡張性と機能性を極めるフラッグシップ
  • Stage: ライブパフォーマンスに最適化された実力派
  • Player: コンパクトさと手軽さで可能性を広げる新星

この記事を参考に、ぜひご自身の音楽活動や環境に最もフィットする一台を見つけてください。迷ったときは、「自分が一番よく使うであろうシチュエーション」を想像し、そこで最もストレスなく、かつ満足度の高いサウンドが得られるモデルを選ぶのがおすすめです。


【大阪 大倉ギター教室】からのお知らせ

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