ジャズを初めて練習する方におすすめのスタンダードを紹介します。
実際のレッスンでもこの曲を最初にやる事が多いです。
以下のリンクの記事はセッションで人気のよく演奏される曲30曲を上げています。
難易度も表記しているので参考にしてください。
初心者がまず最初に覚えるジャズスタンダードナンバーを紹介します
まずはこの三曲を練習してみましょう。
もちろんこの曲から絶対始めないとダメではないので、参考程度にしてください。
- ジャズブルース
- 枯れ葉
- Fly Me To The Moon
ブルース
一言ブルースと言ってもたくさんの曲があります。
よく演奏される、代表的な曲は
・Nows The Time (keyF)
・Billie’s Bounce (keyF)
・Bag’s grove (keyF)
・Blue Monk (keyBb)
・Tenor Madmes (keyBb)
・CJam Blues (keyC)
等があります。
これだけの曲数があると大変なのですがまずは
Nows The Timeを練習しましょう。
この曲はギターで弾きやすいのでおすすめです。
余裕があればBillie’s Bounceも練習してみましょう。
この曲は正直ギターで演奏するのは結構難しいです。
ただジャズのエッセンス(リズム、フレーズ)が満載なので是非味わってみて下さい。
残りの曲はタイトルとKeyを覚えておく程度で大丈夫です。
ブルースのアドリブの仕方はまた詳しく書きますが、とりあえずKeyのマイナーペンタトニックスケールで全編弾くことかできます。
Autumn Leaves(かれは)
1945年
ジョゼフ・コズマ 作曲
ジャック・プレヴェール 作詞
元々はシャンソンの曲でマイルス・デイヴィスが取り上げてジャズミュージシャンが好んで演奏する曲になりました。
枯葉演奏しましょうとジャムセッションでなると大体はマイルス(正しくはキャノンボール・アダレイ)の枯葉をイメージして演奏してる場合が多いです。
これは必聴です。
コード進行も非常にわかりやすく
①|C-7|F7|Bb△7|Eb△7|
②|A-7b5|D7|G-7|G-7|
の二種類のコード進行のみで構成されています。
両方のコード進行共にBbメジャースケールのみで弾く事もできます。
②のコード進行のD7の時はいわゆるジャズフレーズ(オルタード系リック)を弾いてG-7でGマイナーペンタトニックでブルースぽく弾くとかっこいいです。
この曲のソロの弾き方もまた詳しく解説したいと思います。
Fly Me to the Moon
この曲を詳しく紹介した記事です。
・邦題「私を月に連れて行って」
・1954年
・バート・ハワード 作詞、作曲
元々は三拍子の曲で「In Other Words」とゆうタイトルでした。
ヴォーカリストがこの曲を取り上げる時にたまに元々のタイトルで呼ぶ事もあります。
後にジョー・ハーネルにより4拍子のボサノバにアレンジされフランク・シナトラが歌って大ヒットし有名になった曲でです。
・コード進行
ほとんどの箇所がCのダイアトニックコードで構成されていてほぼドレミファソラシドだけで演奏できます。
・メロディも「ドーシーラーソーファーソーラードレー」みたいにすごくシンプルなので弾きやすいのでおすすめです。
この曲の詳しいアナライズ、ソロの取り方もまた説明したいと思います。
簡単に三曲ほど紹介しました。まずは実際に演奏する前にYouTube等で曲のタイトルを検索してみて色々なパターンを聴いてみるといいと思います。