Freezeを改造してみたのでやり方を解説しました


ギラッド・へクセルマン、ラゲ・ルンド、ジョナサン・クライスバーグ等

最近のジャズギタリストの足元には必ず置いてあるエフェクターエレクトロハーモニクスの「Freeze」を改造してみました。
あまりやり方を解説している人がいなかったので記事にしました。

目次

今回の改造内容

今回の改造の内容は、ノーマルのままだとフットスイッチが使いにくいので、外部のスイッチを使用できるようにしました。

これによりBoss等のフットスイッチを使用し操作できるので操作性が上がります。
この改造は電気知識がなくても少しハンダ付けができると誰でも簡単に行う事ができます。

Freeze改造の手順

裏蓋を開けて元のスイッチを外す

まずは裏蓋を開けて元のスイッチを外します。
今回はこのフットスイッチの穴を利用しました。
本当はジャック用の穴を開ける予定だったのですが、ドリルの歯が行方不明になってました。
この改造ではフットペダルによる外部スイッチの増設なので元のスイッチを残して置いて、併用する事も可能です。

配線を外します

次にスイッチの基盤に繋がっている白の線を二本外します。
半田ごてを当てて元のハンダを溶かして外しましょう。

増設するジャックと接続する

次に増設するジャックと外した二本の線をハンダ付けします。
この時僕も失敗したのですが、極性があるようです。
反対につけても動作はするのですが、安定した動作ができなかったので反対に接続してみた所、解決しました。

動作チェックをして完成

これだけで完成です。
必ず動作確認はしましょう。
あまりちゃんとスイッチが機能しなければジャックの配線を逆にすれば解決すると思います。

実際に改造しての感想

この改造は結構定番で有名なギタリストなら、ジョナサンクライスバーグも行っています。
実際にこのシステムで使用してみるとノーマル状態から比べて遥かに操作性がよくなりました。
ライブでは僕は操作性が悪くあまり使ってなかったですが、これで結構使えそうです。

海外のミュージシャンの中にはピアノのペダルを接続している人もいてます。
アイデア次第で無限の可能性を秘めたエフェクターなので色々とチャレンジしてみましょう。

エフェクターの改造の中では一番簡単な物だと思うので是非チャレンジしてみてください。
改造するとメーカーの保証もうける事が出来なくなります。
正し必ず自己責任でお願いします。

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