エレキギターの生音での練習の弊害

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エレキギターの生音練習は絶対にやめてください。

生徒さんでも家での練習では近所迷惑になるので、アンプを使用せずに生音で練習している方がよくいらっしゃます。

このやり方をしていると上達が遅くなるだけでなく悪い癖がついてしまい修正するのも大変です。

ギターを生音で練習する事での悪影響

次に生音で練習していると実際に起こる悪影響について考えていきます。

ピッキングが強くなる

これは生音だとかなり強めにピッキングしないと弾いていても聞こえない為、自然と力一杯ピッキングする癖がついてしまいます。
実際プロの演奏では色々な強さの音を弾いています。
常にダイナミクスの真ん中位で演奏できると、音楽が立体的になります。

アンプを通した時の音色も思いっきり弾くよりちょっと軽めに弾いた時のほうがいい音色になる事が多いです。

ピッキングの強さは自在にコントロールできるようになりましょう。

ノイズに無頓着になる

ギターはしっかりと必要のない弦をミュートしておかないとダメです。

弾いていない弦でもしっかりとミュートしていないと実は共振してちっさな音が出ています。

上手い人とそうでない人はミュートの技術に大きな差があるって言っても過言ではありません。

ミュートの技術はなかなか独学ではわかりくい所があるので実際のレッスンでも詳しく解説しています。

音をしっかり伸ばせない

これは文字では説明しにくいのですが
ドレミファソと弾く時に全て
「ドッレッミッファッ」
といった感じで音がブツブツに切れてしまいます。

本当はギリギリまで伸ばして
「ドーレーミーファー」
みたいにスムーズに弾ける事が大事です。

音を滑らかに弾けるようなると切って弾くのは簡単です。

エレキギターを生音で練習していい場合

例外的に本当はアンプを通したほうがいいけれど、生音でもいいかなと思うのは
16分のブラッシングの練習です。

これは生音でも十分に音が出るので右手のリズム、フォームの練習は生音で大丈夫です。
ただ左手を加えてのカッティングの練習は、上で説明したミュートの観点から見るとアンプを使用したほうがいいです。

近所迷惑にならないアンプのセッティング

アンプを通すとうるさいと思われがちですが、これはセッティングでなんとでもなります。

生音程度の音量でもいいのでアンプを使いましょう。

具体的なセッティングですが、
まずBass(low)をカットするのがいいと思います。
低音の成分が一番よく響くからそこをカットしてまおうとゆう作戦です。

ヘッドフォンアンプを使用する

ヘッドフォンアンプはギターの音をヘッドフォンで聴けるようにする機材です。
自分の音がよくわかり練習環境によっては必須の物となります。
今は小型で安価で性能の良い物が沢山あるので一つ持っていても損はしないです。

まとめ

練習する時は小さい音でもいいので必ずアンプを使う

アンプを使わずに練習すると、力んでしまい悪い癖がつく。
その結果いい音が出ない。

アンプのセッティングはBass(low)をカット

ヘッドフォンアンプの導入を検討

以上です。

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