Days Of Wine Roses酒とバラの日々のテーマ
元のメロディがわかりやすいように、なるべくシンプルに演奏しています。
酒とバラの日々のコード進行
この曲のコード進行はジャズを学ぶ上で非常に大事なコードがたくさん出てきます。
そうゆう意味でもジャズ初心者には大変勉強になる一曲です。
まず
2小節目のEb7
これはサブドミマイナーになります。
なので同主調変換です。
リディアン7スケール、Fmスケールがよく使用されます。
そしてGmに向かう2-5
Bbmも二小節目とおなじサブドミマイナーです。
最初の8小節だけでもかなりの理論の知識が必要になります。
まずま二小節目のコードの意味を理解する事が初心者脱出の肝です。
演奏スタイル(テンポ、リズム)
原曲ではバラードで演奏していますが、セッションでは主にスウィングのリズムで演奏します。
Days Of Wine Roses酒とバラの日々について
Days Of Wine Roses酒とバラの日々
1962年公開の映画「酒とバラの日々」のテーマ曲
アカデミー歌曲賞、
グラミー賞の最優秀楽曲賞、最優秀編曲賞を
受賞した名曲
1962年ジュリーロンドンの録音
現在はスウィングで歌われる事が多いですが、原曲はバラードでの録音です。
酒バラの参考音源
名盤オスカーピーターソンの「We Got Requests」
に収録されています。
このアルバムは僕自身めちゃくちゃ好きで、何百回と聞きました。
このスウィング感は最高に気持ちいいです。
ギタリスト「Pat Martino]
こちらの演奏も名盤で僕自身のジャズギター人生に大きく影響を受けた演奏です。
マイナーコンバージョン理論で演奏されているので勉強にも最適なtakeです。
是非分析してみてください。
コンテンポラリーの演奏もあります。
テナーサックス奏者のマークターナーの録音です。
このアレンジではヴァンプが追加されています。
そして曲の前半と後半でKEYが変わっています。
前半16小節ではF
後半16小節ではAb
のアレンジになっています。
このアレンジの元ネタはビルエバンスのアレンジです。
このKEYを途中で変えるバージョンもプロや上級者の集まるセッション、ライブでは演奏したりもします。
最後に「エラとジョーパス」のduoです。
ギターと歌のduoのお手本みたいな演奏です。
改めて聞くとやはり最高の演奏なのでこのスタイルをもう一度よく研究してみようと思います。