- 目次
- ・自作するメリット
- ・必要な工具
- ・おすすめのプラグ
- ・おすすめのシールド
ギターシールドを自作するメリット
好きな長さでつくれる。
例えば2mのシールドとかパッチケーブルの微妙な長さの物とか既製品にはない自分が今必要な長さで作れます。
コストパフォーマンスに優れている
これは圧倒的で自作を始めると普通の値段で買えなくなります。
例えば有名なベルデン8412
楽器店では3m、4000円位で売られてます。
これを同じスペックで自作すると
シールド3m切り売り
480円×3=1440円
プラグ250円×2=500円
同じ物が約半値の2000円弱で作れてしまいます。
他のシールドも計算してみた所大体2倍位の差がありました。
こだわりのパーツを使える
これはジャックのプラグが主なのですが様々なメーカーから色々な種類のプラグが売られています。
既製品ではだいたい同じようなパーツが使われているので自分好みの機能やデザインの物を選べます。
修理もできるようになる
自作が出来るようになると構造、仕組みがわかるので自分で簡単に修理ができるようになります。
よくシールドが接触が悪くなる度に棄てて買い換える人がいるのですが、15分もあれば簡単に治せるので非常にもったいないです。
よくそうゆう人からもらったりしてました。
すぐにシールドとして使わなくてもパーツで分けておくと後で使えたりして便利です。
シールドを自作するのに必要な工具
絶対必要な物
・半田ごて
・ハンダ
・ニッパー
・カッターナイフ
あると便利な物
・ハンダ吸い取り線
・シールドチェッカー
絶対必要な物は揃えましょう。
ギターの配線等をいじる時にも使える物なので持っておいてそんはしません。
はんだごての選び方
半田ごては一番安いので十分です。
高い物では温度調整機能とかが付いてるのですが精密機器を製作する時に使う機能ですので必要ないです。
はんだの選び方
厳密にははんだの種類によって音は変わるのですが、ハンダはなんでもいいです。
100均一にも置いてるので十分だと思います。
一般的に楽器、エフェクターに使われるのは
「ケスター44」
と言う種類のハンダです。
ハンダの比較をした事あるのですが僕には音の違いが分からなかったです笑
それよりハンダ付けの腕を磨くのがいい音のするシールドのコツだと思います。
しかし、こだわる人はケスター44を使ってみましょう。
僕は人に頼まれて製作する物についてはケスター44を使用しています。
その他の道具
・ニッパー、ハサミ、カッターナイフ
普段使用している物をそのまま使って大丈夫です。
おすすめがあるとすればちょっとだけ小さめのサイズの物が使いやすいです。
おすすめのプラグ
本当に沢山の種類のプラグが販売されているのでまた比較の記事は作るつもりです。
ここではよく使うおすすめのプラグを紹介します。
サイレントプラグ
既製品ではなかなか使用してないのですがプラグにスイッチが付いてる物でアンプのヴォリュームを下げなくても抜き差し出来る優れものです。
ギターに刺さってる時だけ信号が通るようになってます。
片方だけでもこれにしておくと便利です。
ノイトリックのプラグ
最近ではハイエンドのシールドにはよく採用されているプラグです。
非常に頑丈で使いやすいです。
僕自身このプラグでのトラブルは一度もないです。
おすすめのシールド
まずは定番な物を使用してみましょう。
ベルデン8412
低域 中域にピークがあり非常にギターとの相性がいいです。
一番ギターのスタンダードなシールドだと思います。
・モンスターケーブル
品番にもよるのですが基本的に低域をブーストしたような感じになります。
頑丈な感じがします。
・オヤイデ電気
オーディオ用ケーブルをメインに取り扱ってる会社です。
フラットな音の特性でレンジの広いクリアな音が特徴的です。
僕が今メインで使用しているケーブルの一つです。
・ジョージL’s
201の品番が細いシールドで使用している人が多いです。
音質はフラットでクリアです。
細いため取り回しに自由が効くのでエフェクターボードやスイッチャー等にパッチケーブルとしての使用が主になります。
・モガミ
ベルデン8412と似た特性ですがベルデンに比べちょっとだけクリアな音になります。
・カナレ
誰もが一度は使ったことあるシールドだと思うのですが他に比べて非常に安いです。
音は特に特徴がないのでとりあえずって方にはおすすめです。
ざっと僕が実際に自作して使用した事のあるシールドについて書いてみました。
この他にもあるのですがちょっと手に入りにくい物やかなりマニアックな物になるので今回は割愛したいと思います。
また紹介する機会を設けたいと思います。
こちらの記事もあわせてどうぞ。