Bye Bye Blackbirdテーマ・アドリブ演奏
元のメロディがわかりやすいように、なるべくシンプルに演奏しています。
Bye Bye Blackbirdのコード進行
演奏スタイル(テンポ、リズム)
Peggy Leeがスローで歌っていました。
現在では、マイルスデイビスが演奏していたアレンジでセッションでは演奏する事が多いです。
その為、ほとんどの場合はミディアムからファーストスウィングで演奏することが多い。
特に指定がなければ曲のKeyはFで演奏します。
Bye Bye Blackbirdのポイント
Bye Bye Blackbirdでアドリブソロを行う場合のよくある質問として最初の4小節をどう考えるのかです。
楽譜上にはずっとFコードが書かれている場合が多いのですが、実際の演奏では臨機応変に変更していきます。
具体的には
- |F |F |F |F |(元の進行)
- |F |Gm C7|F |Gm C7|
- |F |BbM7 |Am7 |D7 |
- |F/C|F/C |F/C |F/C |
等沢山のコード進行が考えれます。
色々な録音を聞いて研究してみましょう。
Bye Bye Blackbirdについて
1926年に、Gene AustinとNick Lucasが録音
作曲は
「Ray Henderson」
作詞は
「Mort Dixon」
この曲がジャズミュージシャンが初めて取り上げたのが
映画「Pate Kelly’s Bluse」
この中でペギーリーがバラードで歌っています。
その翌年にマイルス・デイヴィスが録音しジャズミュージシャンのスタンダード曲として定着しました。
特にこのマイルスバンドでのピアニスト「レッド・ガーランド」が演奏したイントロは有名で、定番のイントロとしてよく使用されます。
参考音源
上記でも取り上げたペギーリーの録音です。
keyはAです。
冒頭から五度音を上げていくアレンジがいいですね。
歌冒頭4小節のコードは
|A A#5|A6 AM7|Bm7 E7|AM7/D#m7b5Dm7|
と動いています。
マイルスデイビスの演奏です。
この曲は必ずこの録音を聞きましょう。
あまりオーソドックスなスタイルではないですが、
注目のボーカリストCyrille AIMEEです。
この曲では珍しくイーヴン系での演奏です。