フランスのジャズギタリスト[ロメイン・ピロン]を今回は紹介しようと思います。
ロメインピロンはバークリー音楽大学を卒業後パリでの活動を中心としています。
音楽大学でも教鞭もとっておりレッスン動画もマニアックながらわかりやすい形になっています。
Romain Pilonレッスン動画
自身のYouTubeチャンネルにて公開している[ジャズギターミニレッスン]がものすごくためになります。
レベルとしてはかなり高く上級者向けの内容になってますが、考え方を知っておくと将来役に立つと思います。
ここで語られている内容は実際のプロギタリストがどうゆう考え方でフレージングしているか、彼の考え方で紹介されています。
この動画ではメロディックマイナーを使用したフレーズのヒントを示してくれています。
コピーして分析するといいと思います。
Romain Pilonフレーズ
昔に採譜したものですが共有したいと思います。
以下の演奏の中のEb7のリディアン7のフレージングからGM7までです。
実は2コーラスの方が美味しいフレーズ盛りだくさんなのですが今回はこちらを紹介します。
- まず冒頭の2小節のEbリディアン7を使用したフレージングですが教科書的に美しい形なので覚えておいて損はないです。
- 3小節目はC/Dと捉えてCのトライアドを演奏
- 4小節目は前の小節のモチーフを活かしてb9th+トライアドを中心に構成
- 5小節目はトニックのGM7のコードトーン中心のパーカー的なビバップラインです。
Romain Pilonの機材
少し前のインタビューも参考にしながら作成していますので現在とは少し異なる箇所もあります。
一時的に使用していた物は省いています。
Romain Pilon使用ギター
ヴィクターベイカー Model15
このメーカーで一番有名な15インチのフルアコのモデルです。
少し前までメインのギターとして使用していました。
現在はAurelian Peras[オレリアン・ペラス]とゆうフランスのルシアーのギターをメインで使用しています。(恐らく15インチのアーチトップ)
Romain Pilon使用エフェクター
頻繁に入れ替えており固定の物とそうでない物があります。
基本的にクリーントーンはEQで音を整えてディレイ、リバーブを通ってアンプへ入力されています。
歪みは[Strymon]のRiversideに一貫しています。
まずはほぼ毎回使用している物です。
リバーブ、ディレイ
ストライモンのEl Capistan、
blueSkyのセット
EARTHQUAKER DEVICESのAvalanche Run のどちらかを使用
どちらかとゆうとAvalanche Run一個でライブを行なっている時が多いようです。
空間系もあまり深くはかけていません。
グライコ
[MXR]6BAND EQ歪み系
[Strymon]Riversideその他のエフェクター
毎回ボードに入っているわけではないですが入れ替えて使用しています。
- [エレハモ]POG
- [Bossオク]ターバー(OC-3,OC-5)
- [エレハモ]フリーズ
写真のボードは少し前のものになります。
Romain Pilon使用弦
トマスティックのラウンドの13からのゲージ
Romain Pilon使用アンプ
自宅のYouTubeの映像ではポリトーン
ライブではフェンダー、デラックスリバーブを使用しています。
Romain Pilon使用ピック
ダンドレアPro Plec ティアドップ型
最近ではvalleypicksとゆう工房のハンドメイドピックも使用しています。
Romain Pilonの音源
現在リーダ作としては7枚のアルバムを発表しています。
特に最新作のアルバム[Falling Grace]ではギタートリオで
Romain Pilon, guitar
Yoni Zelnik, double bass
Jeff Ballard, drums
メンバーで最高にかっこいい演奏です。
スタンダード多めな選曲もいいですね。