誰でもできる!ジャズフレーズ簡単作成法
今回は誰でも簡単にジャズフレーズを作れる法則を紹介したいと思います。
実際のレッスンでも取り入れており、比較的短時間で習得できる物なので是非お試しください。
使用するスケール
ギタリストにとって馴染みがあるマイナーペンタトニックに9thの音を足します。
これで6音スケールが出来上がります。
このスケールの名前は正式には無いですが、あえてつけるなら[マイナーペンタ+9th]でしょうか。
今回は分かりやすいAmペンタ+9thの設定にしています。
音のペアを作る
この法則の肝になる部分です。
まずはダイヤグラムを見てみてください。
スケールが2音のペアになっているのが分かります。
6音が「ドレ」「ミソ」「ラシ」
でペアです。
まずはここまで大丈夫でしょうか?
ルール
この法則を使用する上でのルールです。
例えば
最初に[ド]を弾くとします。
ドの音のペアとなっているのは[レ]です。
なのでドを弾くと必ず次はレの音を弾きます。
ペア両方の音を弾くまで他のペアを弾くことができません。
練習法
闇雲に弾いても最初のうちはいいのですが、すぐにまんねり化します。
そこで機械的に練習する方法を紹介します。
まずはペアに番号をつけていきます。
リストの番号タグ
[ミソ]
[ラシ]
[ドレ]
[ソミ]
[シラ]
[レド]
この番号を3つ程度順番に書いていきます。
[1.2.3] [1.3.2] [1.2.6] [1.3.5] [2.3.1] [2.1.3] [2.6.1] [6.5.4]etc…..
このように考えられる組み合わせを紙に書きだし順番に練習していきましょう。
その中からいいメロディを見つけていき自分の中にストックします。
応用
今回紹介した法則は応用の幅が広く、オルタードスケールにも適応できます。
非常に有効な方法なのでぜひ演奏に取り入れてみて下さい。
慣れてくと音域を拡張してみましょう。
ダイヤグラムは以下通りです。
ポジションの移動を挟むのでスムーズに弾けるようになるまで繰り返し練習しましょう。
最後にこのコンセプトを使用した演奏例をのせておきます。
シンプルにゆっくりと弾いています。
後ろでなっているコードはAm7のみです。
前半はダイアグラムの低音部分のみ、途中から全体を使って演奏しています。
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