ピックを削って加工してみたので
弾き心地、サウンドの傾向を簡単にまとめてみました、
実は最近またピック探しの旅にでています。
あまり売ってないレアなピックを見つけては買い漁ったりしてます。
大阪の楽器店の主要な物は殆ど試したような気がしてますが実はまだ気になっているものもあります。
ジョナサンクライスバーグもピックを削っている
音はダンドレアが最高なのですが独特のモチっとした感触で現離れが悪く速いパッセージが弾きにくいのでどうしたものかと、悩んでました。
そんな時とある雑誌を見ているとジョナサンクライスバーグがダンドレアのピックを削って使用しているとインタビューでみました。
そこでさっそく自分も
余っているダンドレアのピックを削ってみようと思ったので
自分のメモの為にも残しておきます。
ピックを削るとキャラが変わります。
本当にこれはなかなか面白い作業でした。
削り方で音、弾き心地がかなり変わります。
今回は夜中に急に思い立ったので工具が揃ってないです。
使用したのは100均にある小型のやすりを使い作業しました。途中から番手の高いやすりがあればと後悔しました笑
ピックの削り方とサウンドの傾向
かなり粗めにさくっと作業した結果です。
メモ的に書いているので参考程度に見てください。
下に載せてる以外にもかなりのパターンを試してみましたが変化がなかったり、めんどくさい割りに効果が薄いのは書いてません。
削ったピックは全てダンドレアの651(jazz型)です。
先端にそってエッジ、角度をつけてみました。
これは弦離れはよくなりますが音が若干細くなり、ダンドレアの良さがなくなってしまいました。
次はピックの先端を尖らせてみようと思ったのですが、その作業をしている時に思いついた
「横面のR(丸み)を取る」
を作成しました。
これは写真では全く分からないですね。
要するに断面を直角にしました。
意外とこれは良かったです。多分一番よかった。
ほぼ音はそのままで弦離れがよくなりました。
ただ平行アングル以外でピッキングするとあまり滑らかではないです。
これは恐らく加工精度の問題だと思います。
かなり番数の高い紙やすりで削ると解決するかもしれません。
後日検証します。
これで終わっても良かったんですが次のパターン
「先端に角度を付けて薄くし尖らせる」
はい、これも有りです。
元と比べると若干音は細くなったかなという印象ですが、十分使えます。
「直角の断面+尖らせる」
これは見た目は別のピックになりました。
だけどありです。
弦に当たる面積が減った分音が細いですが弦離れはよくなりました。
改造後記
ピックを自分で削って加工するのは有りだと思います。
ただ一度やると取り返しがつかないので慎重に行うのと、複数枚持っていて元の弾き心地、サウンドがわかるって状態で削り始めたほうがいいです。
これで気に入ったのが出来たら後は同じ物を何枚か買ってきて同じように加工したらいいのですが素人の手作業なのでバラ付きは出そうですね。
あとはちゃんとやすりの番手を揃えましょう。
恐らく加工精度が高ければ滑らかなピックが出来ます。
ただ粗めで作って引っかかりを利用するのも有りかもしれないですね。
僕自身この件に関しては、ちまちまと検証していきます。
幸いダンドレアの651はまだまだストックがあり実験には最適です。