前回の記事「ジャズギターで使用されるオススメのエフェクター
が人気なので第2弾としまして現代のジャズギタリストが使用してる機材を紹介します。
近年のジャズギタリストがよく使用するエフェクターの種類
ギタリストのタイプによるのですが主に
歪み系
ボリュームペダル
ディレイ
リバーブ
モジュレーション系
がセットされてる場合が多いです
基本的にはギターの素の音色を大切にしています。
味付け的なエフェクターが多いです。
それでは次に具体的な機種等をみていきましょう。
ジャズギターで好まれる歪み
ジャズギターと言えばクリーントーンで弾くイメージがあるのですが意外とよく歪んだ音も使用します。
ソロの盛り上がり所で踏んで音色を派手にしたり曲によっては最初からかけっぱなしだったり。
ただ共通しているのは素のクリーントーンを大切にしていると言うところです。
よく使用されているのは
オーバードライブとかよりも結構深めのディストーションが多いです。
特にRATは使用率が高いと思います。
ボリュームペダル
これはかなり使用率が高いです。
機種はかなりバラけてる感じがします。
ジャズギタリストの場合クオリティよりも値段、操作性で選んでるかなといった印象もあります。
ボリュームペダルにはインピーダンスがあるのでまずはこれを理解する必要があります。
単純に書くとパッシブのギターのすぐ後に繋ぐ時はハイインピーダンス、
エフェクターの後、アクティブ(電池の入ってる)ギターの後だとローインピーダンスのモデルを選ぶ必要があります。
後は操作性が大切です。
足での細かい操作を必要とするため実際踏んでみた感触で選ぶといいでしょう。
よく使用されているのは
アーニーボール
ボス
KORG
等の定番の物が多いです。
ただミュージシャンの中で最強言われているのは
シンズミュージックの「パーフェクトボリューム」です。
値段も最高ですが。。
ディレイ
ディレイも最近では多機能な物、高品質な物
非常に沢山の種類が発売されています。
ジャズギタリストに好まれてるのはシンプルな物だと思います。
例外的にビルフリーゼル等のギタリストは複雑なディレイをかけあの美しい世界を作り出しています。
後はタップテンポがついていれば大丈夫だと思います。
いかにもデジタルって感じの音を狙うならボスのDD-7
ちょっとアナログな感じなら
ストライモンの
「テープエコー」
がいいと思います。
リバーブ
リバーブのエフェクトは必須ではないかと思います。
アンプに付いてる物を使ってもいいのですがライブハウスのアンプだと壊れていたり好みの音にならなかったりするので大体のミュージシャンは持ち歩いています。
ジャズギタリストに好まれてるリバーブ
リバーブにも色々と種類があります。
スプリング系
ホール系
大体このどちらかを使う事が多いです。
実際演奏する会場に合わしてセッティングします。
リバーブのセッティングのコツ
ジャズの場合はタイムの長いリバーブを薄めにかける人が多いです。
好みといってしまえばそれまでですが通常は、あまりかけすぎない事がポイントです。
やはりここでもストライモンの
「blue sky」
が圧倒的なシェアです。
後はエレハモのholy gal
等もよく使用されています。
ジャズギタリストが使用しているモジュレーション系
モジュレーション系は多岐に渡ります。
なくてもいいのですが時には非常に効果的な音をつくってくれます。
コーラス、デチューン
これは微妙にピッチの異なる音を作り出して音に広がりを、与えます。
色々な使い方ができるのですがコーラスを使用している代表的なギタリストとして「マイクスターン」が居てます。
マイクスターンの場合は「デチューン」を使用しています。
オクターバー
ギターの音程を1オクターブ上げたり下げたりできます。
「ギラッドヘクセルマン」
がよく使用しています。
音域指定をし、低音弦だけにオクターバーをかけるとベースとギターが同時になってる感じになります。
ボスのオクターバー「oc-3」
だけがこの設定を出来ます。
エレハモの「pog2」
これは「カートローゼンウィンケル」
がよく使用しています。
多機能なオクターバーでオルガンみたいな音色も作れます。