[リバーブ]Universal Audio(ユニバーサルオーディオ)Golden Reverberator購入後レビュー

発表された時から大注目されていたUniversal Audioからついにコンパクトエフェクターが発売されたので、早速どんな物か試奏し、購入してきました。

今回発売されたのは、リバーブ、ディレイ、モジュレーションの三種類だったのでもちろん三種類全てじっくりと確かめてきたのでレビューしたいと思います。

結論から言うと最高でした。ちょっと感動してリバーブお持ち帰りしてしまったのは内緒です。

目次

UAFX Golden Reverberatorのいい所と残念な所

購入後一ヶ月位毎日使用していると色々と見えて来ましたのでまとめてみます。

おすすめな所

  • 圧倒的な高音質
    やはりこれに尽きます。最高の音質のリバーブです。
  • シンプルなリバーブタイプ

お勧めできない所

  • 値段設定
    4万円を超えてくる価格です。このクオリティを考えると納得ですが、気軽には買えない値段です。
  • 消費電力
    400mAと少し多いです。完全アイソレートの電源を必要としているので、そこそこのパワーサプライが必要になります。
  • 立ち上がり時間
    電源を入れてから少し時間がかかります。(約15秒)

DTMの(UAD)プラグインの品質をコンパクトエフェクターに

元々DTMで使用されるプラグインを開発、販売していた会社ですのでエフェクトの品質はトッププロのレコーディングでも絶賛されるほど高品質です。

もちろん今回発売されたエフェクターもプラグインのアルゴリズムを再構築したものになっています。
なので音質は今までのどのエフェクターよりも高音質な物になっています。(個人的主観です)


僕自身もDTMのプラグイン品質のエフェクターが欲しいとずっと思っていた所に発売されたので発売日に飛びつき試奏、購入しました。



最近ではギタリスト向けのオーディオインターフェイス、OX(アッテネータ,レコーディングシステム)も一家に一台とゆう勢いで売れています。

Golden Reverberatorの販売ページはこちら

Universal Audio[ユニバーサルオーディオ]のリバーブUAFX Golden Reverberator

ホール、プレート、スプリングと基本の三種類のリバーブタイプが選択することができます。(購入後に特典でプレート、)
最近流行の多機能なものでは無く基本のリバーブの音質をとことん追求したと言った所です。

ストライモン等と比べてHIFIな感じではなくより自然でアナログな感じが特徴です。
ずっと弾いていても気持ちいい最高のリバーヴです。

音を出した瞬間に音質の良さに惚れ込んで購入してしまいました。

UAFX Golden Reverberatorの特徴

基本の三種類のリバーブ、スプリング、ホール、プレートをそれぞれ細かく更に三種類のアルゴリズムを搭載しているため合計9種類のリバーブを搭載。

触れるつまみのパラメータは

  • Decay
  • PreDelay
  • Mix
  • Bass
  • treble
  • Mod
  • reverbタイプ選択スイッチ

と少なすぎず、多すぎず無駄のないセレクトとなっています。
初めて高性能なリバーブエフェクターを使用する人にも少し触ると各パラメータの意味が理解できると思います。

リバーブの種類

Golden Reverberatorでは合計12種類のリバーブが使用できます。
大きくは、スプリング、プレート、ホールリバーブに分かれていてその中から更に細かいタイプを選択できるようになっています。

スプリングリバーブ

60年代のチューブ駆動のスプリングリバーブをモデリングした物です。

Modがすごくいい感じで美しいのでお気に入りです。少しModを強めに使うといいです。

コントロール

  • DECAY、スプリングタンクの大きさを三段階で調整
  • PreDelay、リバーブがかかるまでの時間
  • Bass、200Hzの調整
  • Treble、5KHzの調整
  • Mod、Wow&Flutter テープエコーの揺れをイメージした物。コーラスのようなサウンド感が得られる。

スプリングリバーブのタイプ

三種類のスプリングリバーブのタイプを選択可能。

  • type A、一番きらびやかな音色、高周波での共鳴
  • type B、温かみがあり中域で共鳴するような音色(スプリングリバーブでは1番好きでした)
  • type C、Timeが長くなり共鳴が大きくなる。個人的には発信したようなサウンドになり使いにくかったです。

プレートリバーブ

1950年代後半のスタジオプレートリバーブをモデリング。

カリフォルニア州サウサリートにある「ThePlant」レコーディングスタジオから提供された物を参考にしています。

プレートリバーブを愛用しているギタリストも多く人気が高いリバーブです。

  • タイプBの濃いリバーブを短めにかけるのがお気に入りです。

コントロール

  • DECAY、0.5から5秒のリバーブタイムを設定可能
  • PreDelay、リバーブがかかるまでの時間
  • Bass、150Hzの調整
  • Treble、5KHzの調整
  • Mod、反響を複雑にしたよう効果で、少しわかりにくいですが音が分厚くなる。

プレートリバーブのタイプ

三種類のプレートを選択できます。

  • type A、明るく、減衰の仕方が早くなる。古いプレート
  • type B、暗く、減衰が少し長くなる。古いプレート
  • type C、全体的に均一になる。減衰しながら揺れるような音色。新しいプレート

ホールリバーブ

レキシコンのリバーブをモデリングしたリバーブです。

やはり定番とゆう事もあり完成度はものすごく高いです。
おそらくUADのアルゴリズムを使用していると思います。

設定によったら発信させる事もできるのでセッティングには注意が必要です。

コントロール

他のリバーブタイプとEQの扱いが違うの注意が必要です。

  • DECAY、Midの残響の調整
  • PreDelay、リバーブがかかるまでの時間
  • Bass、低域の残響の調整
  • Treble、高域に残響の調整
  • Mod、音が揺れる効果

ホールリバーブのタイプ

  • type A、初期濃度が高くステレオ出力するのに適している
  • type B、明るく高域の減衰が少ない
  • type C、密度が低く長いリバーブに向いている

チャンバー&プレート

このアルゴリズムは購入後の特典として追加ダウンロードできます。
追加するのも本体とPCをUSBケーブルで繋いで公式サイトから簡単にインストールできました。

因みにレキシコンのモデリングだと思います。

なので特典だからといってサンプル的な物ではなく本気のアルゴリズムです。
僕はこれのtype Bのプレートリバーブを標準的に使用しています。

コントロール

このタイプもホールタイプと同じく少し変わったBass、トレブルの設定になるので注意してください。
セッティングによっては発信します。

  • DECAY、Midの残響の調整
  • PreDelay、リバーブがかかるまでの時間
  • Bass、低域の残響の調整
  • Treble、高域に残響の調整
  • Mod、音が揺れる効果

チャンバー&プレートリバーブのタイプ

  • type A、パーカッションプレート、明るい音色で初期密度が高い
  • type B、このペダルで一番密度の濃い音色です。
  • type C、チャンバー、短いリバーブに向いてます。あっさりな印象

Golden Reverberatorの販売ページはこちら

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