ヘッドレスギターについて

個人的にヘッドレスギターが大好きでレッスン時にもよく使用していていてよく質問されるのでまとめてみました。
今回はヘッドレスギターについてよくある質問の解答集です。
現在メーカー紹介の記事も作成しています。ブランドを知りたい方は少々お待ちください。

目次

ヘッドレスギターとは

ヘッドレスギターは、通常のギターとは異なり、ヘッド部分がない特殊なデザインの楽器です。このギターは、従来のヘッドがないことで知られており、その特異な外観と機能性から、多くのギタリストに愛用されています。

起源は、1980年代初頭。スタインバーガー(Steinberger)が最初にヘッドレスデザインのギターを発表し、これが後にヘッドレスギターのトレンドを作り上げました。現在では当時のSteinberger製のギターは100万円近くの高値で取引されており貴重なギターになっています。

Steinbergerのギターはその後ライセンスが色々なメーカーを渡り歩いて現在では『spirit』から手頃な価格で販売されています。

ヘッドレスギターのメリット

ここではヘッドレスギターのメリットを挙げていきます。
見た目の特徴がそののままメリットになっているのでわかりやすいです。

チューニング

ヘッドがないので当然ですが従来のペグが搭載されていません。ボディ側に付けられているチューナーを使用します。
使い心地としたら慣れると通常のペグよりもチューニングが安定し素早くチューニングできるため使いやすいです。
Steinbergerのブリッジは少しつまみが硬いのでテフロンワッシャーを入れるとスムーズに回ってくれます。

使用できる弦について

昔は専用のダブルボールエンドしか使えなかったです。
現在ではアタッチメントも販売されているので通常の弦も使用できるようになりました。
現在販売されているほとんどのヘッドレスギターはアタッチメントなしで通常の弦が使用できます。

弦交換も僕自身は慣れているので通常のギターよりも簡単に素早くできます。(ヘッドレスギター5分程度、通常のギター10分程度)

演奏性について

ヘッドがない分非常にバランスがよく構えた時にはヘッド落ちもないです。
弾きやすさにこだわって設計されているモデルがほとんどなので、軽量で体に負担がかかりにくくなっています。
長時間弾く人には最高のギターになります。
演奏性も良いのでテクニカルなギタリストが好んで使用しています。

ヘッドレスギターの扱い方

ここでは自宅でのスタンドの使い方、移動の時のケースについて書いていきます。

使用できるスタンドについて

ギターの形状にもよりますが通常のスタンドは問題なく使用できます。
HERCULESや壁掛け式、ぶら下げ式のヘッドを引っ掛けるタイプは使用できないです。
モデルによってはスタンドなしでも結構安定して壁に立てかけれるモデルもあったりします。(スタンドを使う方が安心ですが。。便利です)

ヘッドレスギターのケースについて

移動、運搬の時に使用するケースですが、社外品でヘッドレスギター用に販売されているものは一般的にはないと思います。ギターの特性上小ぶりな物が多いので純正のケースを使用するのがいいでしょう。純正のケースもしっかりした物が付属していることが多いです。

ヘッドレスギターの値段について

10万円を超えてくるモデルが大半を占めています。その分いいギターが多いと思います。
値段を抑えてヘッドレスギターを試してみたい人はSpiritのSteinbergerがいいでしょう。

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