ジャズのジャムセッションの基礎知識(前編)

ジャズのセッションについて基本的な事を解説したいと思います。

目次

・セッションてなに?
・どこでやっているの?
・お店に入ってからの流れ
・いよいよ演奏!!(ギタリスト編)
・いよいよ演奏!!(ベーシスト編)

・セッションとは
ジャムセッションて何かと簡単に説明すると例えば見ず知らずのミュージシャン同士がこの曲やってみようぜ!
簡単な打ち合わせのみで即興で演奏することです。
やはりジャズが自由な音楽といってもルールはあるので覚えておきましょう。

・どこでやってるの?
元々は仕事の終わったミュージシャンが集まってきて自然発生的に行われたのですが最近では、ジャムセッションデーを設けてるお店が多くあります。
インターネット等で「ジャズ セッション 地域名」で検索すると出てくると思います。

全く初めての人は初心者セッションてのもよくあるのでまずはこっちのほうでどんな雰囲気か見てみてもいいかもしれません。

・お店に入って演奏するまでの流れ

勇気を出してお店のドアを開けるとお店のマスターやホストミュージシャンが暖かく迎えてくれるでしょう。

まず席に案内されてオーダー聞かれます。
ここまでは普通の飲食店とかわらないのですが
名前と楽器のパートを書く紙が回ってくると思います。
ここに必要事項を記入して下さい。
その時に初めての人は今日初めてなんですと伝えおくと良いかもしれません。

後は名前を呼ばれるのを待ってるとホストミュージシャンやお店のマスターが名前を呼んでくれます。

・いよいよ演奏!!(ギタリストの場合)

さて順番が回ってきて名前が呼ばれました。
ここではギタリスト、ベーシストの立ち回り方を主に説明していきます。

名前が呼ばれると緊張で震えてるかもしれないですがまずは落ち着きましょう。

ギタリストの場合は自分の楽器をもってステージに行きましょう。
名前が呼ばれるまでにケースから出してチューニングしてるほうがスムーズです。

アンプはお店に据え置きのを使う事になります。
使った事のないアンプだと使い方がわかんないかもしれません。
その時は誰かに聞きましょう。

ポイントとしてはなるべくスムーズにセッティングする事です。
細かいイコライジング等は拘らずに音がちゃんとでるか確認程度にしておくほうが良い印象になります。

・いよいよ演奏!!(ベーシストの場合)

ベーシストの場合もギタリストとあまり変わらないのすがジャズのセッションの場合ウッドベースの場合がほとんどです。
なるべく自前の楽器は持って行かずにお店の楽器かホストミュージシャンの楽器を借りましょう。
この時に一言「お借りします」と言えばスムーズです。

アンプ等は基本的には触らなくて大丈夫です。
楽器の確認としては弦高の確認と楽器のスケールを把握する感じでいいと思います。

オススメの方法としては
G線のDの音
G線のオクターブ上のGの音の場所を確認するといいと思います。
そこがいつも弾いている楽器に比べてどれ位違うのかを覚えておくといいと思います。

これはベーシストの宿命で難しい所なのですが一本一本違うのを如何に早く把握するかってのが勝負な気がします。

この技術を身につけるには色々な楽器に触れてみるのが一番でしょう。

さて次回はいよいよ演奏です。
演奏のルール
よく演奏する曲
等を解説して行きたいと思います。

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